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〜珈琲点前に知る人ぞ知る古民家レストラン! 秘密の奈良♫フルーツのような珈琲?〜

「“珈琲点前”って知ってる?
 行ってみない?」

ある日、お茶友の岩田貴子さんから聞いた
“珈琲点前”なるもの。

えーえーえー?
なにやら、美味しい珈琲の香りが漂うお誘いに
出かけて行ったのは
奈良県の明日香村です(o^^o)

まずは近くの古民家レストランで腹ごしらえ!

日本の原風景が残る、緑豊かな明日香村。
いにしえのお寺のそばに、
お洒落な古民家を改造したレストランはありました。

その名も「Da terra」。
イタリア語で「大地から」の意味だそうです。

築100年を超える古民家をリノベしたお店で、
2023年にはミシュランの一つ星を獲得。

故郷であるこの地にこだわった店主の方が、
2020年3月にオープンさせました。

お店の門をくぐると
アンティークのアイテムを上手に利用した
素敵なしつらえが出迎えてくれます。

どこか懐かしくて落ち着く、
昔ながらの日本家屋の家具や道具に囲まれて
戴くイタリアン。

テーブルの引き出しに、
その日のレシピに合わせたカトラリーが
入っていました。

目にも鮮やかなお料理の数々は、
年間100種類以上の新鮮な野菜を中心に、
厳選した魚介・肉料理などを使ったイタリアン。

飾られている緑もしつらえもお洒落で
レストランの方のセンスが光ります。

お腹がいっぱいになったら、
いよいよ“珈琲点前”です。

訪れたのは「トブトリノ焙煎所」。

お点前をして下さる中島伸弥さんは…
なんと!
野宿自炊で3年かけて歩いて日本一周に成功した方。

全国を回ってみて、
一番、心惹かれた場所が明日香村だったそうです。

流石、「珈琲点前」と言うだけあって、
お庭にはつくばいもありました。

お店に入って一番に目に飛び込んで来るのは
大きな焙煎の機械。

その奥に静かな和室がありました。

まずは、
暖かい珈琲のお点前が始まります。

丁寧に時間をかけて淹れて下さった珈琲には、
手作りの練り切りの和菓子が添えられています。

続いてはアイス珈琲。

柑橘の香り、橘の葉をかいで
スッキリした気分で頂きます。

繊細な薄さのバカラのグラスで…
一口、ふくむと!

え?
今、飲んだのは珈琲ですよね?

ビックリしてグラスの中の液体を二度見。

なんと!
フルーティーなこと!!
珈琲と言うより、
まるで生のフルーツをしぼったジュースのようです。

ブラック珈琲を飲めない私も
このアイス珈琲はとても美味しくて、
そのまま飲んでしまいました( ^ω^ )

ゆったりと流れる時間。
陽の光も角度を変え、
飾られた蓮の花も表情が少し妖艶に…

美味しい珈琲の淹れ方などの珈琲談義をしながら、
話は中島さんが日本一周した時の経験談に…

貴重な写真を見て、思い出話に花が咲きます。

ついつい「トブトリノ焙煎所」に
根をおろしてしまいそうなほど
話は盛り上がりますが…日も暮れて。

後ろ髪を引かれながら
お店を後にすることに。

丁寧にお辞儀をして下さる中島さん。
夏休みで親戚の家に行ってしまったような
少し温かい気持ちをお土産に帰途につきました。


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