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『この世のものとは思えない美しさに心が震えました!そこは姫路…』



どどーん!!
と、国宝 姫路城〜(o^^o)

戦国武将が出迎えてくれましたー♫

平成中村座 姫路城公演
姫路城世界遺産登録30周年記念!!

行って来ましたー☆


中村座の前にはキセル屋さんやら
酒屋さん、お菓子屋さんなど出店が出て
沢山の人で賑わっています。

中に入ると…
そこは江戸時代の中村座にタイムトリップ♫

もともと中村座は、
江戸にあった歌舞伎劇場で江戸三座のひとつ。
1624年(寛永元年)に、
初代の中村勘三郎が創設したものです。

今も江戸時代と変わらず
中村座の定式幕は、
「黒」「白」「柿色」の3色。

その幕の端に、
十八代目中村勘三郎さんの目を発見!!

中村座には勘三郎さんの目が
18箇所あり、
今も中村座を見守って下さっているのです。

私が観たのは第二部。

狂言を題材にした
お客さんを笑顔にする『棒しばり』では、
どんどんお父さんに似てきた勘九郎さんに
泣き笑い…

そして、
泉鏡花の戯曲の中の屈指の名作。
姫路城の天守閣に隠れ住む
絶世の美女である魔物の姫の伝説を題材に
鏡花ならではの幻想的な世界を織り込んだ
『天守物語』では、
この世のものとは思えないほど
儚く妖艶な美しさをはなつ七之助さんから
目が離せませんでした。

勘三郎さんの
愛ある眼差しを感じながらの舞台。

姫路城の迫力に負けない
力強さと存在感に魂が震えました…。

中村座をあとにすると
夕闇に包まれる姫路の街並みが…

舞台の余韻。
そして
歌舞伎と言う世界を背負って生きる親子の絆。

演じる舞台と表裏一体のリアルな生き様…

舞台のみにとどまらず
それを演じる役者たちの人生をも飲み込んで行く
『歌舞伎』の世界。

人生をかけて受け継いで行く
その壮絶な生き様があってこそ、
私たちは
歌舞伎に魅了されて止まないのかもしれません。

平成中村座 姫路公演は
今日、千秋楽を迎えます。

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