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『1200年前の都の夜が復活?京都の法住寺で平安絵巻が繰り広げられました。』

平安時代、
庶民から天皇までが楽しんだと言う『今様』。

当時とても流行したことから
『今風の』と言う意味で『今様』と名付けられました。

七五四節からなる『今様』は
かの後白河法皇がとても好まれたと言うことで、
今様の歌い過ぎで喉をつぶしたという故事まで
残っているほどです。

日本今様謌舞楽会は、
『今様』を今の世に復活させるべく、
八坂神社や生身天満宮などで歌と舞を奉納しています。

先日は
法住寺の「葉菊の饗宴(はぎくのうたげ)」で
舞わせて頂きました。

漆黒の闇に浮かぶ和蝋燭の灯り。

静けさのなか響く、歌を詠む公達の声…
歌にあわせ即興で舞う白拍子の姿…

1200年前の夜の都では、
こんな幻想的な世界が
夜毎、繰り広げられていたのかもしれません。

密かに繰り広げられる歌と舞に
訪れた方たちも
一夜かぎりの『饗宴(うたげ)』を
楽しんでいらっしゃいました。

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