運動神経ゼロ27歳の私が中型二輪免許を取得するまで
二輪免許取得した、と伝えると男女問わず質問を受けることが多いのでまとめました。
教習所の教官曰く、最近二輪人口が大幅に減少しているようなので、この記事で少しでも興味をもつ人が増えたら幸せです。
自動二輪取得にあたっての私のスペック
自動二輪の取得は技術面からハードルが高いイメージがあると思うのですが、私は運動神経は本当にないです。人生で運動部に所属した経験もなく、全力で走っても「本気で走ってる?」と言われるレベルの人間です。
車の免許取得も苦労したタイプの人間です。原付も乗っていませんでした。
自動二輪免許取得動機
湯河原にやってきたのが昨年の1月末。来てすぐに二輪免許取得を決意。
免許取得までにかかった費用
(私が通っていた教習所での料金です)
免許なし
入校料金+教習料金 179,120円
免許あり
入校料金+教習料金 112,090円
ただ卒業試験に 10,000円?近くかかったのと、
教習が伸びると1回につき3,000円程度追加で支払いが発生します。。
教習に関して
教習の服装
・長袖(普通のTシャツでOK)
・長ズボン(ジーンズでもOK)
・くるぶしが隠れる靴下
・手袋(バイク専用推奨、軍手でもOK)
借りれるもの
・ヘルメット
・サポーター
免許取得にかかる時間
免許あり 学科 29時間 実技 17時間
免許なし 学科 1時間 実技 17時間
1日に2コマまでいれられました。
最短だと1ヶ月くらいで取れます。
第一段階の内容
(フル装備、赤ゼッケンでスタート)
倒れているバイクを立ち上げるところから。バイクは想像以上に重い。(300kgとからしい)教官のヘルプがないと1人では無理。ただ二段階終わるころには全力を出せば、1人で起こせるようになった。
人間の学習能力はすごい。
走行練習が始まってからこける、こけまくる。エンストしまくる。
ギアチェンジ意味が分からない。走行中に混乱しまくる。
実技教習を3回しか受けてないのに、すでに第一段階終了までに3回分追加しないと終了できないと言われるくらいのスローな進捗度合い。一生終わらない気がして絶望する。
ただ数を重ねるとできるようになるもので、やさしい教官たちにはげまされながらなんとかクリア。人間の学習能力はすごい。
第二段階の内容
(黄色いゼッケンにレベルアップ)
二段階はスラロームや一本橋等試験等の
複雑なコースを走れるようになるまでがゴール。
スラローム
(7秒以内でコーンに一度もあたることなくくねくね道を突破する)
一本橋
(30cm、15mの平均台を7秒以上で渡る)
第一段階もなんとか習得できたので、二段階もいけるっしょと前向きな気持ちでのぞむが、現実厳しく大苦戦。クリアするのが難しすぎて「スラロームとか人生で出くわす場面ないやん」とスラロームの存在意義を疑いだす。
急制動
(時速40キロを出しながら、指定されたラインで短距離で停止する)
急制動もクリアすぎるのが難しすぎるも「これは現実世界でも役立つ」という納得感があったので前向きに練習。
卒業試験
練習のときも走っていたコースを走る。いつぶりにこんなに緊張?というくらい緊張。
当日試験を一緒に受ける仲間との間で生まれる連帯感。私の回は3人。緊張しますね〜と話ながら試験前にリラックス。優しい1人の男性が試験終了直後に全員にアクエリアスをプレゼントしてくれた。
当日受けた3人中、アクエリアスを買ってくださった方だけ合格できずでした。
懸念されがちなこと
怪我しない?
→ 私みたいな運動神経ない人間でも、こけたりはするけど怪我はしてないので、しっかり共感の指示にしたがって教習を受ければ問題ないかと。
本当に免許取れる?
→ 初日から私もずーっと不安で、一生通い続けることになるのかと思ってましたが、教習のプログラムこなすと、できるみたいです。今ではすいすい走行してます。
免許以外でかかる費用
バイク本体
rebel250(2019 ABS)
新車で自賠責込で60万弱しました。250ccの自動二輪だと新車でも25万程度から購入できます。
rebelについて
身長160cmの私でも足がべったりつく驚異的な足付きのよさ。。。タイヤや車体は400ccと変わらない大きさのインパクト。2019年250ccで一番売れたバイクとのこと。
本体の支払いを済ませて満足していたのですが、
これで終了じゃなかったです。笑
ヘルメット
軽くておすすめなSHOEIのZ7、45,000円。
https://www.shoei.com/products/helmet/fullface/z-7/
アウター
サポーター入ってるものだと1つ20,000円程度です。
(職場に到着した瞬間カメラを向けられてドヤ顔を決める私)
オプションではあるがつけた方がいいもの
USBポート(携帯でナビを使うので、走行中に充電できる昨日は必須)
3,000円程度
ETC
20,000円程度
サイドバック(バイクに収納がほぼないためあると便利)
サイドバックをバイク本体に固定する機材が8,000円
サイドバック自体が15,000円
二輪のいい所
燃費良い
公式サイトの情報だと私のrebelは37.5km/L。移動費が格安になりました。
二輪で走るときもちいい(主にこれ)
海岸沿い、山道、大自然の中を二輪で駆け抜けると一瞬で頭の中のモヤモヤが消えて無くなります。爽快。。。!
気になったお店に気軽に寄れる
駐車スペースがなくてもちょっとした隙間にすぐ置けるので、気軽に立ち寄れます。
(南箱根バイカーズパラダイスの駐車場にて)
私が働いているThe Ryokan Tokyo YUGAWARA はバイクを止められる屋根付きのスペースもあって、今でも多くのライダーの方が利用してくださっています。ライダーの方の宿泊におすすめです。
バイカーズパラダイスや、芦ノ湖スカイラインの入り口まで30分くらいで行けます!
(私のrebelとThe Ryokan Tokyo YUGAWARA)
最近ようやく長距離ツーリングもしはじめたので、
早くゲストの人とライダートークをしたいです、、、!!
杉本尚美
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