私はこう描く〜ラフスケッチ〜
『ほっこり親しまれる』イラストを描く
イラストレーター いのうえなお実 です。
イラスト制作において
ラフスケッチは必須ですよね
ラフスケッチ(ラフ画)とは
ざっくりとしたイメージをつかむため
ササッと簡単に描いた線の荒いイラストです
依頼を受けて
まず最初に描くのがラフスケッチですよね
クライアントの「こうしたい」と
イラストレーターのイメージを合致させながら形にしていく作業
ラフスケッチを見て初めて
イメージがわいてくるクライアントもいます
だから
最初のラフ画からガラリと変わることも
十分に有り得るんですね
だから最初から
ガッツリ描き込まないのが効率的です
というのが一般的だと思うのですが
私の仕事において
ラフスケッチの定義は違ってて
一般的に「下描き」にあたるものを
ラフスケッチとしてクライアントに提出しています
クライアントが見てわかりやすいし、「もっとここをこうしたい」っていう要望を具体的に言いやすくなるし
「イメージほぼOK」という状態から本制作へと取り掛かりたいんですね
そうすると
クライアントも修正回数気にすることなく
(ラフ段階での修正は無料で、本制作からは3回目から追加料金発生)本当に良いものが作れるんじゃないかなと思います
色の確認も本制作からですが、イメージカラーやブランドカラーなど「〇〇系の色」という感じで、
希望色の聞き取りは事前に確認があるため、ほぼ一回の修正で済みます。
ちなみにラフスケッチは
らくがき帳に鉛筆で描きます
らくがき帳の紙質が
私にとっては非常に描きやすい
消しゴムでゴシゴシゴシゴシ消してもへこたれない(笑)
クライアントへ最初に提出するのは
ある程度整えたイラストですが
最初はもちろん
迷い線いっぱいのイラストを描きますよ
(本来の意味でのラフスケッチ)
上の画像は
多少迷い線が残りますが
ほぼ下描き状態にして
実際にクライアントへ最初に出したイラストです
自分自身もお客様も
納得のいく良いものづくりを目指して
イラストレーターとして 歩み続けます