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広島のお宿 Roku

広島市内でゲストハウスRokuに泊まりました。
ここがとても居心地が良かったです。新白島駅から近く、路面電車も近く、暑くなければ広島城へも歩いて行けます。

お昼前に到着し、チェックイン前に荷物を預けて市内観光へ出ました。
スタッフの方は気さくな日本人の方で、オーナーさんは可愛らしい女性でした。建築を学ばれたそうで、ご自身がお風呂に入りたくて🛀お風呂を設置したという風呂場は狭いのにアイデア満載で使い勝手が良い!
私は久しぶりにたくさん歩いて、疲れて帰ってくると、他のゲストが使っていないからどうぞ、とお風呂を入れてくれました。
親切!

ゲストハウスのバーには夜は地元の方も集まります。常連さんたちは外国人客、我が家のような客と和気藹々、ポテトチップスの袋をシェアしてゲラゲラ笑って仲良く過ごしてくれました。
ローカルの方が感じる広島の原爆記念館のこともはなしてくれたり、笑いあり涙ありの貴重な時間でした。
ベルギーから来ている19歳男子が宿泊していましたが、この子が昨年たったの4ヶ月この広島に留学してたそうで、広島が好きで今回は遊びに来ているそうなのですが、日本語がすっご〜く異常にペラペラ。我が長男は、俺より上手いかもとビビるほど。
このベルギー男子が同じく宿泊しているオランダ人の女性とおしゃべりしているので、何語で話しているの?と聞くとオランダ語とベルギー語だそう。ベルギー語はどんな言葉か聞くと、彼の説明が秀逸。
「ベルギー語はオランダ語のフランダース弁です」だって。
わかりやすい!! 君のの日本語のセンス最高だよ!

ゲストハウスは町家風の作りなので壁は薄く、扉がふすまの戸なので部屋からの話し声も漏れる(というか筒抜け)薄い壁の作りだけれど、それも良さ。お宿は外国人客で全室満室だったけれど、みなさんマナーがよく、早寝早起きで夜はぐっすり眠れました。
ただし、朝は障子から入ってくる光と、窓に張り付いているのか?と思うほどの爆音で鳴く蝉の大合唱で目が覚めました。

外国人のお客は、日本の日の出&日の入り、観光施設の閉館時間に合わせて日本の旅行プランをしっかり立てているようで、皆さん早起きして暑くなる前に神社仏閣などを巡り、17時でお寺などが閉まったら、そこから街へ行き早めに帰ってきて早寝という流れを作っているのに気づきました。

郷に行っては郷に従えですね。休暇は海辺で一日中本を読みまったりお茶する隠居生活のようなホリデーを過ごすヨーロッパ人、休日は11時くらいまで寝ているヨーロッパ人がこうして頑張っている様子をみると、日本人の私たちも時間をうまく使い日本旅行を楽しむぞう、と思ったのです。

リビングスペースのバー。ウエルカムドリンクは、お酒の飲めない私は、自家製ジョンジャーエールをいただきました。
外からはこんな感じ。火曜水曜はコーヒーのお店が出ていて、とても美味しかったです。お店のお兄さんも素敵な方でした。


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