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13日目:『ギルバート・グレイプ』で心が満たされた金夜

今日は久しぶりに夫と映画鑑賞をした。

夫が仕事の資料にしたい映画があるとのことで。

私が昔から大好きな作品でDVDも持っていたはずなのに、なぜか探しても見つからず。

「誰かに貸したことあったかな?」と言いつつ、結局どこにもないようだったので、勢いでネットで再購入。(なんかBlu-rayで出てたし)

『ギルバート・グレイプ(What's Eating Gilbert Grape)』

↑映画予告(日本語字幕なしです、すみません)

あらすじ(「Y! 映画」の映画解説より引用)

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のL・ハルストレム監督による青春映画。アイオワ州エンドーラ。生まれてから24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニー、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく……。

純粋に感想

ストーリーの良さはもちろんだが、超個性的な登場人物たちが愛情を持ってていねいに描かれており、リアリティもありつつ観ている側がその強い個性をもすっと受け入れられるように作られているところに好感が持てる。(ドキュメンタリー大好き。過剰な演出は苦手。)

家族への愛や優しさ、そして愛の強さゆえの苦しみ、田舎町の閉塞感、青春の儚さと煌めき、未来への希望や淡い恋心など、一人の青年の成長物語の中にたくさんの要素が詰まっている素晴らしい作品である。

俳優陣も豪華!

ジョニー・デップの出演作はいろいろ観ているが、この作品の彼が私は一番好き。見た目の麗しさは言うまでもなく、キュートさとセクシーさが同居している感じがもろ私のツボ!若々しい瑞々しさも感じるが、役柄とも相まって、どこか儚げな、危うい雰囲気もありとても魅力的。

そしてジュリエット・ルイスのなんと愛らしいこと!私ショートカットが似合う女優さん、大好きなのよね〜♡ 可愛らしい中にも凛とした意志の強さというか、芯がまっすぐ通っている感じがあってそういうのも最高☆

で、実はこれが一番すごいと思ってるんだけど、知的障害のある少年役のレオナルド・ディカプリオの演技が上手すぎるのなんのって!!!表面的に取り入れて演じるのではなく、しっかりとその役の少年の内面にも思いを馳せ、理解し、その少年として自然に振る舞えるように努めていたのではないかと思う。

めっちゃ画がキレイ!

夕日が沈んでいくシーンの美しさや、舗装されていない田舎道をトレーラーが連なって走っているカッコよさ、あえてかなり引きで景色と一緒に人の動きを撮影して、土や空、雲、木、建物などの色味を上手く取り入れつつ、微細な心の動きまでも画の中に収めてしまう。

全体的な色彩も、自然光を上手に使っているからか(田舎感?)どぎつくないし、淡くて柔らかい色味で構成されていて、青春感が出ていてGOOD👍

やっぱり映画は素晴らしい!!

夫の仕事のためとはいえ、久しぶりに大好きな作品を観ることができて本当に良かった。とても豊かで充実した時間だったな〜♪

音楽鑑賞や読書はぼちぼちしていたけど、しっかりと時間を確保して映画鑑賞するのはしばらくできてなかったな。この週末にはまた時間を作って、何か楽しめたらいいなと思います♪

あとは、できることなら映画館で映画を観るという、より豊かな時間が過ごせると嬉しいな。。

【おまけ】 『ガマン風』 解禁しました

ちなみに昨日、たまたま息子たちが出かけることになり(夫は家にいたけど)、「お、これは風くんのDVDみるチャンスじゃね⁈」ということで、無事『ガマン風』解禁となりました♡(意外に早かった!)

武道館LIVEはホントに最高です!!!

風くんはやっぱり、ピアノを弾いて歌って踊ってというパフォーマンスで魅せる人なんだよね。

あぁ早くまた観たいな♡

*『ガマン風』については、こちらの投稿に書いてあります↓(ご興味ありましたらどうぞ)