「我が子の推し活」のやり方をお伝えします
「我が子の推し活」のやり方は簡単です。
「我が子を『自分の推し』だと思って行動する」
これだけです。
これだけなのですが、絶大な効果があります!!!
親は、特に母親は、子供と一心同体だった時があるため、ついつい自分の分身のように我が子を見てしまう傾向が強いですよね。
例えば、うまく仲間に入れない我が子を見ては、自分が仲間外れにされたかのようにつらい気持ちになって「私(母)が何とか仲間に入れるようにしてあげたい」とか、テスト前に勉強しようとしない我が子の姿を見ては、「将来困ったらかわいそう」と思い、勝手にイライラしてしまうとか・・・
そうかと思うと、「もう中学生だから自分のことは自分で」「勝手にしなさい」と急に放任になってしまったりとか・・・
はい、私がそうでした。
過干渉と放任を行ったり来たり・・・
これでは、子供が不安定になるのも当たり前です。
つまりは、距離感の問題なのだと思います。
生まれてすぐの頃は、赤ちゃんと母親は一心同体。「眠い」「おなかがすいた」「おむつを替えて」なんでもすぐに察して、赤ちゃんの願いをかなえてあげようとしますよね。
でも、赤ちゃんにできることが増えるにしたがって、徐々に別の人間として距離を取っていく必要がある。
当たり前と言えば当たり前なのですが、この距離の取り方を意識しながら子育てしている人って、あまりいないのではないでしょうか。
少なくとも、私は意識していませんでした。
子どもの方は思春期に入り、親と距離を置こうとしますが、母親の意識は変わらないままなので、そこにミスマッチが起きるのかなと思います。
そこで、我が子を「自分が見つけた『推し』」だと思ってみる。
そうすると、母親であう自分は、『ファン』ということになります。
ファンだから、『推し』の嫌なことはしない。
いくら好きでも、やりすぎるとストーカーになってしまいます。
何かしてあげたいと思った時に、
「相手(我が子)は、私(母)のことをどう思うかな。」と考える必要があります。
ここで、私たちの年の功!?というか、今まで培ってきた経験が役立ちますよ!!
「どうしたら相手に好かれるか?」なんて、相手が我が子でなければ、ほとんどのお母さんは日々意識しながら過ごしているはず。
なのに、なぜか、我が子に対してだけは、相手の思いより、自分の思いを優先させてしまうんですよね。
自分の思いを相手に押し付けるって、まさにストーカーそのもの!!!
ストーカーにならずに、『推し』に好かれるファンになることを意識すると、行動ががらっと変わってきます。