子ども自殺過去最多の衝撃
しばらくぶりの投稿です。
2月28日に、厚生労働省が発表した統計では、去年1年間で自殺した児童生徒の数は512人。前の年を39人上回ったそうです。
512人!!!しかも、1年間の間にです。
衝撃が大きすぎて、震えました。
前年にもそれより39名少ないとはいえ、473名が自ら命を絶っているということですよね。
しかも、これは、自殺として認定されている数であり、未遂や意識不明の状態は入っていないということになります。
さらに、自殺を考えたけれど実行しなかった、もしくはまだ実行していない、という子もいることを考えると、どれだけの子どもたちが自殺を考えるほど悩んでいるのか。この状況を何とかしなければ、と本気で思います。
私は、「ゲートキーパー研修」というのを受けたことがあります。8月終わりに、夏休み明けの子どもたちの様子を観察して声をかけ、自殺を防ごうというもの。
それはそれで有効なのかもしれませんが、私が思うのは、そこまで行く前に止めたい!というよりも、もっともっとわくわくしたり、悩んだりしながらも、自分のことを見つめながら、自分の生きる道を決めていく時期をじっくり味わって過ごしてほしいとおもうのです。
もちろん思春期は特に楽しいことばかりではないのは分かっています。
でも、やっぱり夢をもったり、知らない世界を見たいと思ったり、なんでもできるような気がしたり・・・そんな子供時代をもっと味わってもいいと思うのです。
自殺したくなる時は、きっと1本の道しか見えていない。そこから外れたら真っ暗闇に落ちるような気分になってしまう。
私たち大人は、もっともっと子供たちにわくわくする未来を見せていきたい。そして、子供たちには、いろんな道があるんだよ。うまくいかなくても、やり直したり、別の道を行ったりしてもいいいんだよ、と伝えたい。
そして、どの道をどんなふうに行くかは、自分で決めていいんだよ、って。
そんな世界を作るために、動き出したいと思っています。子供の自殺ゼロにする!!!