症状別！おすすめの日焼け後アフターケア(自主制作)

冬の寒さが少しずつ落ち着いてきて、春の近づきを実感していることでしょう。ぽかぽか日和は気持ちよく、暖かい反面、日焼けに悩む季節になってきますね。

そこで、今回は症状別の日焼けのアフターケアについて、ご紹介していきたいと思います。最後に、アフターケアにおすすめのアイテムも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

①赤い日焼けのアフターケア

まずは赤い日焼けのアフターケアについてです。海に行ったり、強い日差しの下で過ごした後、肌が赤くなってしまいます。
これは、肌が軽度の火傷を負っている状態なんです。そこで、早急に火傷部分を冷やし、保湿することが大事です。

火傷部分を冷やす
・保冷剤をあてる
・濡れたタオルをあてる

肌の火照りや赤みをおさえることが大事ですので、上記のアイテムを使って、優しく肌を冷やしてあげましょう。ここで一つ注意。赤くなっている部分は、肌がダメージを負っているので、肌への刺激を弱くすることが大事です。例えば、保冷剤も直接当てると、刺激が強すぎるので、タオルに包んだ状態であてると良いでしょう。冷やすのは赤みが引いてくるまでです。

保湿する
日焼け後の肌は、ダメージを負ってバリアが弱まっているので、しっかり保護をしてあげることが大切です。赤みが引いてきたら、低刺激のスキンケア用品でしっかり保湿をしましょう。ここでも重要なのは優しくすること。強くプレスをせずに、優しく浸透させます。

もし、水ぶくれができるくらいのひどい状態なら、皮膚科を受診することをおすすめします。
引用：肌育研究所「日焼けで肌が赤くなってしまった...やるべき対処法は？」肌育研究所編集部　2023年6月16日発行

②痛い日焼けの対処法

日焼けした部分を冷やしても、なかなか赤みが引かない時や、ヒリヒリと痛む時は辛いですね。
これは紫外線の影響で、肌のバリアが壊れてしまった状態です。特に肌が白い人は、ダメージを受けやすく、日焼け後にヒリヒリとした痛みを引き起こす場合があります。

このような症状を放っておくと、将来シミやしわなどの、肌老化を招いてしまうため、早急にしっかりと対策をしましょう。

こういう場合は、ステロイド軟膏を塗ることをおすすめします。
使用容量を守り、赤い部分やヒリヒリする部分に、薄く伸ばすように全体的に塗りましょう。火傷は炎症を起こしている状態なので、抗炎症作用を持つものを使うのがいいです。

また、日焼け後の肌は乾燥しやすいため、ヒリヒリの痛みがおさまった後の、洗顔にも注意が必要です。洗顔料をしっかりと泡立てて、優しく短時間で洗顔を済ませましょう。化粧水や乳液などのスキンケアも、肌に優しい低刺激のものを使うようにしてください。

もし、塗っても痛みが引かず、症状がひどい場合は、医療機関で専門的な診断を受けましょう。

引用：医肌研究所「日焼け後の肌に湿疹？はれや痛みを長引かせないケアとは？」くみこアレルギークリニック向田公美子　

③皮むけ日焼けの対処法

日焼けをして、気づくと皮がめくれていることに気づくことがあるかもしれません。なぜ、皮がむけるのでしょうか。
私たちの肌は、普通古くなると垢として剥がれ落ちます。これは皮膚のターンオーバーと呼ばれ、定期的に起こることで、健康な皮膚が保たれるのです。

しかし、さまざまな理由で、ターンオーバーが乱れることがあり、日焼けも理由の一つです。紫外線により皮膚がダメージを受けて、このターンオーバーに乱れが生じてしまいます。皮膚が早くダメージ部分を修復しようとし、ターンオーバーが乱れ、結果として皮むけなどの皮膚症状が起きるのです。

皮がめくれてくると、つい取ってしまいたくなるかもしれませんが、無理にむくのはやめましょう。無理に取ってしまうと、新しくできている表皮も一緒に取ってしまい、シミができたり、色素沈着を起こしたりして、肌が綺麗に治るまで、時間がかかります。かえって痛みがひどくなることもあります。無理に取らず、自然に皮が取れるのを待ちましょう。

引用：肌育研究所「日焼けで皮がむけてしまった！皮膚トラブルを避ける対処法」肌育研究所編集部　2023年6月16日発行

④日焼けでぶつぶつしている場合

日焼け後、皮膚にぶつぶつができることがありますが、これは一体何なのでしょうか。このぶつぶつは、日光によるアレルギーの一種で、日光を浴びることで皮膚に症状が出ている状態です。

これは主に腕にで発症することが多く、ぶつぶつと共に、痛みや痒みがあることがあります。ここでは、日焼けによるぶつぶつへの対処法を紹介します。

患部を冷やす
まずは患部を冷やしましょう。赤くなった時の対処と同じように、保冷剤や濡れたタオルをあてましょう。冷水のシャワーをあてるのも良いです。そして大事なのは、やはり優しくできるだけ刺激を与えすぎないことです。また、保湿も忘れないように、低刺激のスキンケア用品を使って、優しくたっぷり保湿をしましょう。

薬を塗る
また、ぶつぶつが痒い場合は、痒み止めの薬を塗布します。容量を守り、患部に優しく伸ばして塗ってください。痒い時、つい掻きたくなるかもしれませんが、掻いてしまうと、傷になったり、余計に症状がひどくなって、治りにくくなってしまいます。掻きたくなるのを我慢して、薬で様子を見てください。
ただ、痒み止めの薬を塗っても、効果を感じられなかったり、症状が治らない場合は、病院を受診したほうがいいかもしれません。
引用：健達ねっとコラム「日焼けでできる肌のぶつぶつとは？症状・原因から対処法まで解説」2023年8月22日発行

⑤アフターケアにおすすめの3アイテム

ここから、日焼けのアフターケアにおすすめのアイテムを3つ紹介していきます。Amazonで購入することができるので、気になった方はぜひ試してみてください。

・商品名：へパソフト　薬用顔ローション(医薬部外品)
　値段：1227円
(税込)
　オススメ理由：日焼け後のケアには保湿が欠かせません。このローションは、保水に優れたヘパリ　ン類似物質と、抗炎症成分2種を配合していて、日焼け直後のケアにはピッタリの商品です。日焼　けによってダメージを負った乾燥しがちな肌に、しっかりと水分を届けてあげましょう。
　Amazonリンク：ヘパソフト　薬用顔ローション

・コパトーン　アフターサン　オイルフリージェル
　値段：770円(税込)
　オススメ理由：日焼けによるほてりを鎮めるのにおすすめの商品です。メントールが入っているの　で、塗るとスーッとし、肌がクールダウンし、塗った後も肌がべたつきません。またアロエ成分も　入っているので、保湿効果もバッチリです。アロエで肌が荒れてしまう人は注意が必要です。
　Amazonリンク：コパトーン　アフターサン　オイルフリージェル

・MEDIHEAL 3ミニッツシートマスク(7枚入り)ティーツリー
　値段：899円(税込)
　オススメ理由：忙しい朝や寝る前に、たった3分間でケアできるシートマスクです。3種のティーツ　リーとWのシカエキスによって、トラブルが気にならない肌を叶えてくれます。肌に優しい成分な　ので、敏感肌の方や、日焼けでダメージを負った肌に最適です。
　Amazonリンク：MEDIHEAL 3ミニッツ　シートマスク

まとめ

ここまで、症状別の日焼け後のアフターケアと、おすすめアイテムを紹介してきました。最後にもう一度、症状別のアフターケアについて、要点だけおさらいしていきましょう。

・赤い日焼けの場合は、早急に冷やすこと&保湿
・痛い日焼けの場合は、ステロイド軟膏などの塗り薬を塗る&洗顔も優しくたっぷり泡で
・皮むけ日焼けの場合は、皮はむかずに、自然に剥がれるのも待ちましょう
・日焼けのぶつぶつの場合は、患部を冷やすこと&痒み止めを塗布(掻きたくなるけど我慢して)

これらのアフターケアをしっかりしていきましょう。ぜひ、最後に紹介したアイテムも使ってみてくださいね。ただし、いずれの場合も、症状がひどかったり治りが遅い場合は、病院など専門機関を受診して、専門的な診断をしてもらってくださいね。

あっという間に春夏が訪れ、旅行やアクティビティ、海水浴など、外で活動するのにピッタリな季節がやってきます。ワクワクしてきますが、同時に紫外線も強くなってきます。今年は、日焼け予防はもちろん、アフターケアもきちんと行って、健康で日焼けに負けない綺麗な肌を目指しましょう。