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No.11 更紗風着物のいろいろ
naomariaです。
毎月第3木曜日にお届けしている『更紗マニアへの道』。和更紗に突入したところです。日本での更紗はやはり着物の上で大いに発展しました。今もなお、更紗は世界中でたくさんの人を魅了して止まない。時代を経て、厳密な「更紗」からアレンジがどんどん加えられ「更紗風」があちこちに溢れている。日本の着物もそう。そんな「更紗風」な現代の着物を一部ご紹介したいと思います。
更紗といえば「草花の唐草模様」。和の要素がたっぷり詰まりつつも、本来の更紗らしさが少しだけれど見て取れる。
細かい模様がたくさん描き込まれた(これらは多分型染め)デザイン。昭和の後期に流行ったような柄。めっちゃ昭和っぽいんだもん。そう思っちゃうよ。この細かな描写力はもう圧巻です。
配色が違うだけでめちゃくちゃエキゾチックに感じる柄。個人的にこういうのが好み。「色合わせ」が独特でときに「色の魔術師」と呼ばれるくらいだから、このくらいの華美さがとても刺激的。
コレは更紗というより、正倉院文様ね。でも、その正倉院文様も元を辿れば西国の地に由来する。
これらも「更紗」の一種とされている。と言っても、リサイクルショップの方の認識次第だけどね。ま、今ある見慣れた文様の多くが「更紗」にたどり着くと考えたら、おかしな鑑定ではないね。こういった大正ロマン溢れる文様も好き。むしろ一番の好物(笑)
naomariaが所蔵する一部の着物をご紹介しました!これらは着るのではなく、材料として活用しています。使い方によっては、それ自体がアートになる。ホント、着物はアートだし、アイデア次第で優れたインテリアアートとなる。
さて。次回こそ地域別の特徴などをご紹介していきたいと思います。来月までお楽しみ下さい。
naomaria
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