手編みで、織り上げる、ハワイの伝統工芸品、ラウハラ、ハットは、アロハとともに、作られる


マウイ島の、友人で、 ラウハラを、編んでいる、ヤスヨ、ジョンソンさん。

彼女の、想いのこもった、編み方が とても、素敵と思って、 今日は、その事を書いてみようと思う。


ラウハラハット。 ラウとは、ハワイ語で、包む、とか、編むという意味。 ラウラウ、という食べ物を知ってる方がいるかもしれない。

ハラは、ハワイ固有種の 植物で、 その葉を 丁寧に 編み上げて、ラウハラは 作られる。

昔、タヒチの方から、ホクレア号に乗って、 ハワイ諸島にたどり着いた、という、歴史があるが、 その時の、帆掛け船の帆

が、まさしく、このラウハラだったらしい。


帽子として編まれるようになったのは、 クリスチャン(宣教師)が ハワイに来るようになった後、 西洋人の被る帽子を真似て、 作られるようになったという事だ。


この帽子は、丁寧に、手作業で、編み上げられているため、高級な帽子で、一生使えるクオリテイがある。

yasuyoさんは、 オーダーを受けてから、編み上げる時に、 その人の被った時のイメージを とても大切にするという。

その人が、どんな場所に被って出かけるのか、こういう服を着る感じだな、髪型はこんな感じだから デザインはこうしてみよ

う、とか、


いろいろな、その人の イメージを膨らませながら、編み込むというお話が とても 美しいな、と思った。

オーダーメイドでなく、お店に下ろす、帽子の場合でも、 この帽子がどんな方と、ご縁があるのかな、と考えていると、ワク

ワクしてくる、というし、


スタイルが同じでも、編み方の模様を 微妙に変化させたり、葉の色を 若干変えたり、世界に一つだけしかない、帽子、とい

うコンセプトは貫いているという。


そんな、思いが込められた、帽子と一緒に、私も、これからの人生、 どんなに 色鮮やかな 想い出を作っていくのか、と思っただけで、ワクワクしてきた。


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