ここ、ナオラニに数年前滞在された お客様の変容のお話。「自由に生きる時代」到来。
数年前に、ここ、ナオラニに滞在してから、とても、人生が、変容していったことお話を伺った。
その変化の過程は、きっと、大変な心の葛藤を乗り越えられたことも含めて、 彼女にとって、素晴らしい人生の体験だと思う。
このお宿は、お客様が、ここに滞在することで、人生の転機点になり、本当の自分を思い出し
て行く、きっかけになることを願って 建てた場所。
できる限り、風水も、最大限に生かして、 設計した。
彼女は、日本では、3人の子供のお母さんであり、初めて、一人で、海外に旅行すると言う、マウイの旅だった。
飛行機の予約のボタン一つ押すのにも、勇気がいっただろうし、特に、ホノルルの空港から、
乗り換えて、マウイに行くのは、わかりにくくて、とても、チャレンジだったと思う。
でも、一人で、マウイに来れて、一人だけの時間を持つことで、いろんなことを感じたと言う。
自分は、日本という小さな国にいて、本当に小さな存在なのだ、という感覚。
世界は、いろんな言葉や、場所があるんだ、という新鮮な経験。
自分には、見えてなかった世界があるという気づき。
忘れられない、ハレアカラのサンセットと星空。
そして、今までは、子供のために、自分の時間は犠牲になっている、と思っていたが、子供のために、というのは、言い訳だったな、という感覚。
それから、日本に戻って、そこから 自己が芽生える方向へ、自然に 向かうようになって行く。
それまでは、ただ、時間に追われていた、日常の風景が もっと、ゆっくりして、落ち着いて流れるようになっていった。
自分が 母として、疲れていてもやらないといけない と思い込んでいたことを、自分をもっと、大切にする、という選択ができるようになった。
その過程での、離れて行く、家族との感覚の違いから生まれた、葛藤の数々。そして、別離。
今は、その、大きなストレスを乗り越えられて、 心の平安に 生きれるようになった彼女は、とても輝いていた。
自分のやりたいこと、興味あることを、どんどんチャレンジして、今は、さて次は 何をしようかな、という段階らしい。
日本の女性は、犠牲的に、家族に尽くすことが美徳、という、固定観念が、深くある社会。
でも、これからの時代は、母として、女性として、というより、一人の人間として、もっと自
由に生きられると思う。
必ず、結婚しないといけないことはなく、必ず子供を持つ必要もない。
もっと、たくさんの選択が、人生の中であっていいと思う。
彼女のように、個人の 意識を変えることで、誰にでも、その変容の時は訪れるはず。
勇気を持って、踏み出す、第一歩、行動で、現実は変わってくる。
喜びは自由の中にある。
私たちはもう、カゴの中の鳥 である時代に生きていない。