旧暦での2020年の大晦日の今日。しみじみ、生かされている、この瞬間に感謝という気持ちが湧き上がってきました。
今日は、ハワイ時間で、旧暦の大晦日。2020年の最後の日である。
昨日は、朝から、結婚式にお呼ばれしていて、マウイの青い空と、海を前に、ビーチウエデイ
ング、を堪能させていただいた。
幸せいっぱいの新郎新婦の エネルギーは、素晴らしいもので、周りを幸せにする。
二人の 誓いの中、その背景となる、海に、元気な鯨が ジャンプして、可愛らしい尻尾を
振って見せてくれた。
きっと二人を祝福してくれているのだろう。
何度もジャンプしている鯨は、まだ、小さな子供のようで、 とても、可愛らしかった。
結婚式は、パンデミック中なので、終始、マスクで、参列者も、数名のみ。
でも、幸せな瞬間とは、人生の中において、尊い瞬間であることに、変わりがない。
そのあと、ニュースで、94歳になる、名歌手、トニーベネットのツイッターが 紹介されていた。
「 人生は素晴らしいもの、私は、今、アルツハイマーと対峙しているけれど」
聞いた瞬間、私は 泣いてしまった。
「あの、元気なトニーさんが。 満面の笑顔で接してくれた、トニーさんが。 アルツハイマー?」
アルツハイマーの方と、私は、周りで 接したことがないので、よくわからないが、ご本人は、自覚があるものなのだろうか?
自覚がある状態とは、まだ、軽い症状のうちなのかもしれない。
私が、泣いてしまったわけは、病気であっても、何であっても、人生は素晴らしいと、達観して言える、彼の境涯の美しさに 感動したから、である。
そういう意味では、とても、トニーさんらしいコメントだ。
彼の歌は、イタリア人気質の、いつもスイングして、明るく、人を 勇気付ける歌だったから。
2020年の旧暦の、大晦日である今日。
思い浮かぶ言葉は、 今まで生かされてきた奇跡に感謝。
この瞬間、体のどこも痛くなく、素晴らしい環境で、平和に過ごしていられることへの感謝。
壮絶な激痛を経験した、あの時も自分にはあった。
人生の喜び、悲しみ、苦しさ、暖かさ、全ての瞬間が 感謝だと、今、素直に思える。
明日からの、また、新しい時代への始まり。
どんな時代を迎えても、生かされていることが、シンプルに 有難い、と思える自分で、いたいと思う。