45年ぶり
障害や、不治の病気
あるいは、貧困や出自の問題や
孤独がある場合
龍や
神や
その他の呪いに
すがる気持ちは分かります。
すがっていても構わないです。
ただそれらを必要としない人には
依存と見られると思います。
基本的に僕は
宗教や占いより
科学やメタルや手塚治虫の方が好きです。
僕は一人で家にいる事が
多かったです。
夜遅くなっても親は帰ってきません。
TVも11時になれば終わる時代です。
かろうじて12時くらいまで
TVはついてたかも知れません。
深夜ラジオを知ったのは
中学生の頃で
小学生の45年前の僕は
無音で
深夜も一人で家にいました。
親は夜遅くまで
働きに出ていたのではなく
飲み歩いていたのです。
小学生の紅林少年は双眼鏡を
上向きに寝ながら窓ごしに
夜空に向けると
銀河が沢山見えました。
星屑の集まりです。
宇宙の中心から
爆発で広がっている宇宙といわれていると
マンガ宇宙の秘密に書いてありました。
そうすると
中心から広がっている場合
中心が過去になり
広がっている先が未来てこと?
なのかな?と
小学生なりに考えて
もしかしたら
過去も未来も同時に
存在しているかも
知れないと。
おおよそ
当たっているのが
子どもの想像力の凄い所です。
インコを飼っていたのですが
脚の鱗、目の形が
爬虫類に似ているな。
と
子どもの頃から気付いていました。
恐竜が鳥に進化したと言うのが
定説化する
ずっと以前からです。
鳥説が広がったのは
僕が大人に近い年齢の頃です。
ゴキブリが部屋の中で出ました。
小学低学年の時は泣いていましたが
小学高学年になると
ゴキブリを瞬殺出来るまでになり
ゴキブリホイホイに捕まった
ゴキブリにエサを与えて
観察したり
頭を抜いても生きていけるか?
等等
ゴキブリを何体も解剖して
顔がコオロギやカマキリに近い事など
かなり接近して
アイツの事をしりました。
触覚が非常に色んな角度に動き
空気の流れを感知する事も。
着々とシリアルキラーの素養を
育てていました。
そんな時間を過ごす
紅林少年。
一人の夜が怖かったある日
と言うのも
夏休みは
怖い怪談がTVでやるのです。
四谷怪談とか
土曜ワイドの
明智小五郎だって怖かったです。
小学生には。
あまりにも怖いので
標本にしたり
解剖したりするために
捕まえてきた昆虫を
部屋を騒がしくするために
部屋に開放しました。
蝉は10匹くらいいたと思います。
深夜
帰ってきた
母親は蝉が部屋中に飛び回っているので
絶叫してました^_^
捕まえて
虫カゴに入れろ!と
酔っ払った親が怒鳴ります。
紅林少年は
笑いながら虫を捕まえます。
蝉に背後からそっと近づきます。
その時
蝉が僕にションベンをかけました。
ある勘が
働く事は以前から書いてますが
何か不思議な事が世の中にはある。
と感じているだけです。
最近、ついこないだ。
一昨日の話です。
近所を歩いていると
木に蝉がいて
取る動作をしたわけでも無いですが
ふと
昆虫を開放して
酔っ払った親が発狂していた
その事を思い出した時
ジジジジと言って
蝉が飛び出して
僕にションベンを引っ掛けました。
だいたい
45年ぶりにかけられました。
少し懐かしくて嬉しくなりました。
SMの女王様に
ションベンかけられて喜ぶ中年は
わりかしいると思いますが
蝉のションベンで
喜ぶ52歳は指折りの変態です。^_^
ところで中学生の時必死に
聞いてたのは
クリスチャンメタルと言われる
ジャンルのメタルです。
助けを求めていたからでしょうね。
おかげで聖書には
詳しくなりました。
彼らは聖書をモチーフにメタルをやっています。
これも
40年前の音楽です。
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