医師、歯科医師への道3
医師、歯科医師、何方がお勧めか。
先ず、学力との相談だ。
例えば、野球選手が目標で死ぬ程努力したからと言って誰もがプロ野球選手になれる訳ではない。
日本の場合、現在では医学部と歯学部の間には圧倒的な差がある。
昔は、1番難しい歯学部に受かる学力があれば、1番易しい医学部に合格する事ができた。
また、金とコネがあれば、私立の医学部に合格できた時代もあった。
勿論、今でも私立では卒業生の姉弟なら優遇されるし、国公立でも全くない訳ではない。
しかし、親が志望する医学部出身でない限り、素の実力で戦わないといけない。
一方歯学部は、医学部に比べるとかなり易しい。
ただし、米国や韓国など海外ではあまり偏差値の差がないので、ステータスの差もあまりないが、日本の場合ステータスもかなりの差がある。
よって、医学部に行く学力があり、歯科医師にどうしてもなりたい人以外は歯学部はお勧め出来ない。
医学部に行けば、色んな科にすすむ選択肢があるが、逆に歯学部に進むと歯科以外の選択肢はない。
逆に医学部に進むと歯科治療はできないので、慎重に判断する必要がある。
日本では、偏差値においてもステータスに於いても差がつけられている歯学部だが、魅力まで劣る訳ではない。
次回から、歯科の魅力についてお話ししたい。