宅建士への道1
宅地建物取引士略して宅建士を目指す方へ、私自身宅建士を取得し、何人もの受験生を合格に導いたそのノウハウを公開したいと思う。
宅建士とは、不動産の売買もしくは仲介に必要な資格で、そもそもこの資格がないと、不動産業を開業できない。
私が宅建士を勧める理由は、先ず学歴不問である事。
国家資格によっては、例えば医師、歯科医師、薬剤師などは6年間大学に通い、所定の単位を習得し卒業認定を受けなければ、受験資格がない。
一方で、宅建士は学歴不問なので、なりたいと思えば誰でも目指す事の出来る資格なのだ。
世の中いろんな資格が溢れており、資格取得流行りだが、本当に役に立つ資格はそれ程多くない。
本当に役立つ資格とは、国家資格であり且つ業務独占=その資格がないと、その義務を行う事のできない資格だ。
私は若い頃から不動産に興味があり、少しお金があれば頭金にして古家やマンションを購入して賃貸に回して来た。
例えば、1,000万の家を利率1.5%20年ローンで買うと月々の返済は48,250円。家賃6万円で貸すと毎月+11,750円。固定資産税を払ってもトントン以上。
20年後には自分の物になり、しかも多くの場合買った値段以上で売れる。
しかも、諸経費や減価償却費を計上出来るので、最初のうちは計算上赤字になり、税金が還付されるメリットもある。
私は月々0円、満期1,000万の積立預金と呼んでいる。
1,000万どころか、10軒買えば1億、20軒買えば2億の資産形成ができる。
また売らなければ、20年後ローンの完済後も毎月家賃が入り続けるので、年金より遥かに効率のよいスキームなのだ。
ただし口で言うのは簡単だが、実際にはそう上手くはいかない。1,000万の家で月々6万、年72万と言う事は利回り7.2%で、このような物件は築古の物件が多く見極めも簡単では無い。
宅建士は、不動産を生業にするには必須の資格であり、仮に不動産を業として行わないとしても、賃貸物件を購入する場合に知識としてとても有用な資格なのだ。
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