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D判定で国立後期合格
A判定でも不合格、D判定でも合格する事があるのが国公立後期とお話しました。
何故この様なことが起きるのか?
共通テストも二次も学科試験である以上、ある程度の相関関係があります。二次で点が取れる方は、通常共通テストでもある程度の点は取れるものです。
ここでフィギュアスケートの大会を考えてみましょう。
ショートプログラムとフリーの合計点で争われますが、一般的にはショートの良い方はフリーも良いものです。
しかしながら時として、逆転が起きます。
理由はショートで失敗した方が、フリーで大技やノーミスで良い点を叩き出した場合です。
また、あくまでも一般論ですが、採点システム上、フリーはショートの2倍、若しくはそれ以上の点が出る事が多くあります。
つまり、実力者がショートで失敗した場合、フリーで充分挽回出来ると言う事です。
大学受験において、共通テストをショート、二次をフリーと捉えると、東大の様に二次比率が高い大学は、足切りに掛からなければ、ほぼ二次で決まりますし、共通テストでかなりの点が取れた方は、二次比率の低い大学を狙えば当然有利になります。
後期の難しさと有利不利のポイントは正にここにあります。次からは具体例についてnoteして行きたいと思います。