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宅建士への道13
宅建士試験の最後の科目が5問免除。
宅建業等の事業所に勤めていて、証明を貰い講習を受けた者は免除になるが、その他の受験生にとっては厄介な科目だ。
2回連続で1点に泣いた受験生から相談を受け受験指導をした事があるが、彼はいずれの年も5問中1問しか正答出来なかった。
出題範囲は、土地や建物の構造に関する知識、最近の統計など不動産取引に関する知識、等になっており、snsなどでも、過去問さえやって入れば大丈夫との無責任な投稿が目立つ。
しかし、1点に泣く受験生が数千人規模でいる事を考えると、5問免除で最低2点、出来れば3点は取りたい。
となると、過去問だけでは厳しい。
これは5問免除に限らず、他の科目でも言える毎だが、宅建士試験の様に毎年のように法改正がなされ、それに関する出願が、1問だけならまだしも、何問も出題される試験では、過去問だけに頼るのは非常に危険だ。