ロボットとは人間以上、人間未満!
自分の会社だけでも大変なのだが、父親の会社の継承もしていくため、まったくの異業種にも片足を突っ込み毎日を送る私であるが、父の会社は工業機械メーカーとして某機器を作っていて、それがある意味、興味深い。
機会は人間以上にもなれて、未満である。
弊社の機器はロボットのようなもの。人間だと不可能なことを実現する。環境、温度、速度、サイズ。
人間が居続けらない環境、温度で、人間の目で追えない速度、コンマ1ミリ以下を発見もする。
機械の構成はこうだ。
1)電源部
2)受振部(じゅしんぶ)
3)発振部(はっしんぶ)
機械のアナログ回路はこの3つ。
電源部では、いわゆるエネルギー・パワーを溜め作る部分。受振とは、情報を受け取り、いったい何が起きているかをインプット。発振は、そのインプットに対して作動を指示する。
最終的には、そのアウトプットにより、何かが動く(とか光る、鳴る)など。
これらはすべて、回路なので、実際に何を媒介にして最終アウトプットとするか、はその機器に依る。
人間が、まず電源、受振、発振こうなっている。
身体の源としてのエネルギー。動力。
媒介である目、耳、口などを通じて情報を受けて、情報を思考(思考回路)し、身体を動かす指令を出す。
機器はすべて電源回路基板、受振回路基板、発振回路基板がある。
ただ人間の場合、指令より先に作動が発生したりする。だからロボット以上の未解明の能力がある。
機械は指令を送れば、その後、正しく作動する。ゆえに未知ではなく物理であり嘘も何もない。嘘つきの人間より信頼性はよほど高い。
なんとも面白い事業をやっていたのだろう。
そんな父の元に生まれ、良かったと思う本日である。
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