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アメリカと香港。世界の渦。そして自分へ

アメリカと香港は私の2大活動拠点。その2地点とも、相当荒れている。それだけ、根深いってことだろうと思う。

昨年から本格的に活動しはじめたUS。もはやアメリカに戻るのは、さて。これは意思でしかないから、答えは世間の評価でもなく、自分がどうしたいか。

100人中100人のエコノミストが海外貿易を反対しそうだけれど。

そして香港。

私にとって最多の国境越えの活動拠点の香港。

英国の名残、似て非なる中国人とルーツの食文化、そして経済の1つのハブ、都会と田舎。本土の政治の際々な場所で、さまざまなことが入りくむ不思議な土地。

2018年の7月の渡航を最後に、香港は学生運動が再び活発化し2019は無残なる衝突が起こった。政治紛争を経て、まさかの武漢からのCOVID-19。

そして、先般の強硬的な中国の国家安全法制。香港は狭間でしかなく、もう今は傍観しかできない。

2つの私の活動エリアは、見事に大いなる問題を抱え、私にとっては、その問題をまざまざとリアルに勉強した土地。ずいぶんと多様性を学んだ2つの場所。

日本人の多くは、日本を中心に考えるのが当たり前だが、逆にこれらの経験によって、世界的な視点で日本を見ることができるようになった。

日本。

歴史においては植民地になったことが一度としてない日本。あまりに独自で、アンニュイで、近寄りがたい。というか、ほぼ、その実態を知られていない国。なぜなら、本音を語らないから。その時点で、それが民族の戦略。

結局、まるで悟られない(さとられない)国、日本。

これだけ言語が発達しているのに、すべてを「気」で片づける国。

それはわかるわけもないのだ。

いま。ロサンジェルスの仲間の写真やら映像を見るに、まさに渦中。ボルテックスの渦にある。香港も。そして地球全体としてはヨーロッパも。アフリカ、そして中東。

日本も膿はあるが、今回のCOVID-19がもたらすデトックスという意味で日本は総括的に毒素が少ないから膿が出なかった。アメリカ、香港、そしてヨーロッパが抱える問題とは次元が違うほど平和だ。

日本は唯一、究極的に天皇をめぐるブレを無くすこと、自然災害に向き合うこと、これら以外に、問題などないのだ。それだけ自然の浄化作用が激しい。

日本の精神、すなわち「気」は素晴らしいが太極には「陰気」。とてつもなく、息苦しいもの。

いま、変革の時。

ただただ、いまは、次の動きに備え、直感を鍛えておくとき。

直感さえ鍛えておけば、動物としてこれ以上に必要なものなど、1つもない。



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