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ゴミ拾いは素晴らしい。がしかし、収集されたゴミの行方は凄まじい。

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久々のコラムです。環境問題は勉強していかないと解決しませんぜよ、という自戒をこめたコラムです。

以前よりご縁があって、使用済みのペットボトルのリサイクル工場に昨日も訪問してきました。カラになったペットボトルと、再生処理されキレイになった使用済みペットボトルと、そのプレスしたものの、その超巨大な樽の状態で、その工場には1000個以上? もう数え切れませんが、かなり巨大な工場にビッチリと山があったのですが、その工場は通常は、塊(かたまり)となったペットボトルは、処理後すぐ別の場所に輸送され、、、とプロセス上は工場に塊が滞留していることはないのです。

が、今回の訪問では無数の塊が滞留していたわけです。

ペットボトルは私たちが分別しゴミ出しをしているので、その後、業者がどんな状況か、など日ごろは考えないものです。が、今回はそのペットボトル使用済み処理済み工場は、どえらいことになっているよ、という話。

残骸は、主に中国等の諸外国が買取り、再利用を図る基地として機能しているわけですが、このところコロナの影響もあろうし、外交の問題もあろうし、また端的には総論ビジネスの視点で、今まではゴミ処理においては中国などの受け皿がコトを解決していたが、そのようなことも現状ままなっておらず、、、滞留していた、という事態だと理解している私です。

さて。

日ごろ、ゴミを拾う、清掃する。ビーチのごみを持ち帰る。山のごみをゴミを持ち帰る。

日本人の精神として、ゴミを持ち帰るのは素晴らしいことで、日本人はすごいと思うわけです。

が、その後の焼却や再生のことを含めて、あとは知らぬことが多い。知識をもってはじめて環境を語れるのだよなあ、と。

今回は、ほんのさわり。

本質的にプラスティックがいかん、とか、ペットボトルがイカンという論者ではないし、むしろ恩恵をいただいている。

ただこの便利と進化と地球本質の中で、人間はどうしていきましょう、といったときに、私は、他の生物に迷惑のかからない方法で、進化するにはどうするか、ということを常に考えて行動することだと思うわけです。

エコやら持続可能・サステナブルやら、、ほんと企業のファッションであり、その宣伝を含めた環境ファッションビジネスとなって久しい、うん十年。

日本は自然に恵まれた素晴らしい国。しかし小さい故に輸入大国でもあり生産工場は広大なる他国にいく。地理的には、もろもろお世話になる国。

もう少し抜本的なことを知り、行動して初めて環境を語ろうと思っている私のスタンスではあります。そんな現状を今後も継続的に発信していきますので。ではでは。

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写真は私の好きなカリフォルニアのスーパーEREWHON。何がいいってデザインがいいのですが、いやいやそうではなくて。

これら飲料等は重いデメリットはあるものの、液体ものは、往々にしてガラス瓶で販売されていたこと。ガラスは再生しやすくガラスからガラスに再生可能。だがペットボトルはペットボトルに再生できない。一生土に還ることもない。

そんな現実があります。

N.Tanaka 田中菜穂子


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田中菜穂子|ハリコム(株)、(株)ブルアー、DUBON INC. USA 代表取締役
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