
最新のGEICO業績から/Withコロナ時代の損害保険の行方は→結論あんま変わんなさそう。だけど・・・
今日は祝日だったんですね・・・
無性に天ぷらが食べたくなった一日だった。
さて、BHの株主総会、今年はなんとオンライン!ということでもちろんみました。
興味は
・デルタ損切りしてたけど航空株は全部売ったってまじか!
・AMEX株価ゲキ落ちやん・・・
・GEICO&再保険系の影響は??
をフォーカスしてみてました。
結論
・航空系は全く戻らない見立てなんだろうな、少なくとも5~10年くらいは。
・AMEX買い増ししなかったのね?
・とりあえずGEICOは大丈夫そう。
GEICOはロックダウンで走行距離が減っているらしいけど、保険料15%程度を浮いたとしてPolicy Holderに還元していくようです。
Surplusも十分ありそうですね。
GEIKO含め、Insurance Businessは"Crucial business"と言っていますし
この辺りは引き続き注視していきたいなと思っております。
確かにそのまま更新されると保険料自体は下がりそうですが、需要の低減は限定的だし、一定の利益を出すことはできている。
DuckCreekTechnologyでGEICOのデータとかが出てくるときにはより詳細な記事を書いていきたいけど難しいかな・・・
これを期に顧客は行動変容を起こすのか、例えばテレマティクス保険で有名なMetromileなどに、
残念ながらその兆候はみられない。(というかまだ契約までのデータがないから実際はわからない)
WEBのトランザクションからはほとんど変容していないよう。
(フランス人、すげー保険みてるな・・・)
ちなみに日本は・・・
ここでライフネットが1位に来ておかないと!なんで損保ジャパンww
意外とコロナで顧客の行動が変わってないのかもしれません。問いか保険までまだ認識が行っていないのか?
ただ一通り今後の損害保険は
・新車台数が減ることによる新規顧客は激減しそう。(全世界的に)
・東京都内は交通事故は外出自粛の効果からか明らかに減ってる
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/jokyo_tokei/tokei_jokyo/traffic_accident.files/hassei1.pdf
東京都内の交通人身事故発生状況(令和2年3月末)
にもかかわらず死者数は+17%か(5人だけど)
(こういうのをみちゃうと本当に高齢者だけが自粛したらいいんじゃないの?と思っちゃうけどそれはまた別の機会に。)
・企業賠責などは売上をベースに保険料が下がるので減収しそう
・災害が頻発しているが今年2ヶ月くらいの経済のストップが今年の災害にどうリンクするのか注目→変わらなければ保険料は高くなりそう
・地震あるなー(忘れたことにする)
ということで通常のことをやっていても損害保険業に携わる全員が大きな影響を受けるのは2021年!
ということで今年のうちに死ぬほど顧客との接点をとりまくり、来年に向けて再度現状の保険管理と現状の把握から理想のリスクマネジメントを!といういつも通りのことをやるに限るという結論ですw(つまり毎年とやること一緒、ですが、顧客の動向が大幅に変わっているので必ず全ての顧客に対応する必要あり)
などなど色々考えてたらいろんなことが頭の中に浮かんでは消えていくのでとりあえず粛々と引き続きコロナと共生する中での生き残りを思案してまいります。