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変わり始めたケチャップから今後を考える
おはようございます。
ケチャップが飲食店で変わってきていますね。
先日お伺いしたマンチスバーガーではトップ画になっていました。
今までボトルをシェアしていましたが感染対策の一環だとのこと。
ちなみに今のところコストはあんまり変わらない(気にならない)とのことで、すんごくコスト上がりそう!と思ってはいたが意外とイメージと違うことも。(きちんと一次情報を自分で調べて計算してみることも大切)
(マンチスバーガーは安倍トランプ会談の時に提供されたハンバーガーの店としても有名です。個人的にはフライドチキンとベーコン、アップルパイがおすすめです。)
さて、ケチャップの提供方法の進化がコロナによるものかどうかはわかりませんが、とても面白い変遷があるのは過去何度もいろんなシーンでお伝えしてきました。
ハインツの場合、ずっと瓶詰めだったケチャップ。
課題は
・適量が出ない
・底にたまる
・スプーンが入らない
など、どちらかというと企業の都合である”保存”や”運びやすさ””陳列のしやすさ”などが優先されたパッケージでした。
これを顧客の利便性のためにボトルパッケージに変化させましたが
一度人々が身に付けた習慣はなかなか変わらないので、強制的に型にはめるべく
こういった型にはめて習慣化するまで、もしくは考えずともやる方法の発明が有用な時もありました。
しかし外部環境の影響により、そもそも店舗にくる人数が減ったり、持ち帰り、デリバリーが爆増したりと”今まで培ったものが全く役に立たなくなる可能性”が高まった今、何をどうしたらより適応できるのか?がとても重要です。
自分が店舗にいたのは30分くらいだったのですが(3分くらいでほとんど並ばずに入れた!こんなこと初めて!!)その間に電話注文、UberEats、Woltなどからのオーダー及びピックで厨房は大忙し!!
もちろん持ち帰りのケチャップはトップ画のようなものを一緒に入れていました。
美味しいハンバーガーを食べたいという顧客の要望は変わらず(不易)
でも食べる場所や注文方法は変わっていく(流行)
ということは今後全ての産業に波及していきそうだなと。
その時に自社や自分がどういった立場で何をするのか?をよく考えてどんどん進めていける立場にいないと、思考停止して流されるがままになってしまってはいけないなと考えます。
ケチャップもものすごく進化していて、ただ絞るだけではなく、
・はがしてつけれる
・しぼってもつかえる
という2つの様式を実装し、すでに米国で販売されています。
個人的にはこれ日本だとバカ売れすると思います。(カゴメよ、早く出せ。そういうところだぞ)
便利だな、と思ったら顧客は一斉にそちらに動く時があります。
そのタイミングにキチンとしたサービスを提供できた人々が次の10年を牽引する役になります。
そのために
現状把握をし
今何が自分にとって課題で
何が解決策で
どう実行に移し
改善しながら継続するか
のこの5段階だけをひたすらグリグル回すだけで一年が終わりそうです。
今個人的にビジネスチャンスだと感じているのは
・直近のインフラ系のコスト削減系、節約系のビジネス(携帯、クレカ、保険、資産運用、税務関連など)
・エンタテイメントからエデュテイメント(楽しみながら学べる。ネットフリックスやPrimeVideoは飽きた、もしくはTikTokからは学ぶことがあんまりなくなってきて時間を浪費していることに気がついた層が、自分が興味のある領域へより特化する=Youtube/IGTVなど検索していくなど)
・学びを共有できる集団(オンラインサロンもその一つ)
・変数が何かわからないけど成果として差がつくもの(自然を相手にした遊びなど=釣りや猟、〇〇探しや農業などプリミティブな人間のDNAを刺激するもの)
・相対比較ではなく、自分と向き合うサービス(Calmなども上陸してきましたし、"道"のつく習い事はオンラインで伸びそう)
など。(あくまで個人的な意見)
この中で保険と金融に多くの時間をかけている自分だと、スペイン風邪のときの業界の状況などともマクロ環境が違いはしますが
この辺りを参考にしながらどう組織をマネジメントしていくかなどを考えつつ新時代に歩みを進めていきたいなと思っております。
結論
1.なかなか人は変われない
2.しかし誰の何を解決するか決めて
3.知恵を絞り出し、たくさんの思索、試作、施策を行うことで
4.新たな解決策を世に生み出し、よい価値とよい影響を生むこと
をしていきたいなとケチャップを見ながら思った次第です。
ところで新年よりFJ社の代表取締役に復帰しました。未来の保険を中心とした総合金融プレイヤーになりたい方、ぜひお話ししましょう!