[hey]弾丸でAmazonGo視察に行ってきました

hey! 

先週金曜日から1泊3日でhey経営陣4人でAmazon Goを体験しに行ってきました!なんで、AmazonGoに行くことになったかというと、そもそも発端はこの会話から。

#いつものやつ 、って言ってるのは、前回も「無人コンビニ見に行きたいよね。」って行って、上海に日帰りで行ったからです。

上海に関しては、行ってみたところ全然メディアで得られる情報と違って、「やっぱり行くに限るね。」っていうのを実感してたので、今回も勢いで決めました。(※みっちゃんの名前が「大地ぼーや」になっていますが、名前つけて放置してるのはさとくんの仕業です。)

ということで、行ってきました、AmazonGo!

まずは、いつものアロハで記念撮影!この日、小雨が降って気温9度。なのに、結局ずっとアロハ着て1日過ごしました。見慣れてきたし、着慣れてきたような。

営業時間は平日朝7時から夜9時のみ。土日祝日はお休みです。ので、週末行こうかなって方は気をつけてください。我々もうっかり間違えそうになりました。

こういうUSのAmazonアカウントとAmazonGoアプリを紐付けて、QRで入店します。QRはスクリーンショットを撮るとワークしなくなる仕組みになっているので、このQRを保存して入店することはできません。

また、例えば家族3人で来たときになどに、1人の人のアカウントで複数人が入ることも可能です。そうすると買い物したものはすべて代表者のアカウントに紐付けられ、請求されます。つまり、ずっと行動がトラッキングされている模様。

中に入ると、飲み物、サンドイッチサラダ、あるいはお菓子やワインなどが販売されています。このあたりの取扱商品はいわゆるコンビニといった感じ。

あとは、ほしいものをAmazonGoのバッグにいれても、自分のポケットにいれても、全部トラッキングされているようで、どんどん入れるだけです。バッグは、布製のものと紙袋と用意されていました。

天井にはものすごい量のカメラ。ただ、真っ黒かつレンズが極力見えなくなっているので、来店している立場としては、通常なら全然気にならない。現状、「地元の普通の人」「観光客が楽しみとして」「明らかに視察」が混ざっているので、写真や動画を撮っている人もたくさんいました。

帰りは、QRを通す必要もなく、入り口と同じゲートをただ出るだけ。本当に出るだけ。まさに「JUST WALK OUT」そのもの。

ということで、買い物終了。この時点では、まだ請求は行われておらず、出てから数分して退店したことがトラックされて通知され、その後、商品代金の計算が始まっていました。いわゆるPending状態。店内の行動導線を追って、商品特定しているのかな。

その後、しばらくしてから、請求がなされましたが、「この商品買ったってことであってる?」という表示がされ、アクセプトすると、請求が完了するという仕組みになっていました。

ということで、実際の体験は10分とかそのくらいなわけだったんですが、AmazonGo、一言でいうとただただ感動した。本当に、心の底から、感動しました。あまりにスムーズ。入店時にQRを読む以外、ただ、商品をかごに入れるまたはポケットに入れて、そのまま出ればいい。精算もない。行列もない。

ただ、商品を、手に取って、出るだけ。

本当にそれだけ。本当にそれだけで買い物ができる。そして、おそらく、この入店時のQRもそのうち意識しないレベルでの生体認証によってなくなっていくでしょう。ただ、店内に入り、商品を手に取って、出るだけで、買い物が完了する世界がもうそこまで来ています。

翻って、日々の買い物において、いかに、「精算」というものが面倒だったかというのに改めて気付かされます。買い物という行為において、精算というのは不要なものであると。

これがスタンダードになっていくのであれば、間違いなく、近い将来レジという存在はなくなっていくのでしょうし、店舗運営にかかる人というのもどんどん不要になっていくのだなと。

なんというか、言葉にすると、本当にシンプルで「そうだよね。」ということなんですが、heyの今後の事業を考えるにあたって、行ってよかったと心の底から思える15分の滞在でした。個人的には、一生活者としては、中国よりも俄然感動しました。(中国は前から行っているのもありますが。)

あと、勢いで動けるチームで本当に良かった!また気になるものがあったらどんどん飛んで足を使って、自分たちの目で確かめに行こうねと言って終了しました。

P.S. シアトル美術館にバスキア見に行ったりもしました。楽しかったー。


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