
クリスマスになると思い出す「ミステリという勿れ」
こんばんは。ナオコパンプキンです。
あっという間にクリスマス。今年もあと12日。
全く年末感なく仕事に追われていたのですが、
先日会食をした時にクリスマスツリーを見て
あ、そんな時期か。
とタイトルにある田村由美さん原作の「ミステリという勿れ」を思い出したタイミングでTVerでまた放送しはじめたので6回目?7回目?くらいをみはじめていますw w
整くんが菅田将暉さんが演じてるのも、門脇麦ちゃんが出ているのも、内容も私の中で何回も見たい内容です。
見てない人、原作を読んでない人には申し訳ないのでここから下は読まないでください。
ほんと田村由美さんってなんでこんなに色んな角度から物事を捉えられるのか。と。
特に病院に入院した整くんがライカ(門脇麦ちゃん)に会うところからが特に心を掴まれます。
第6話の病院の温室でのやりとり。
入院していた年配の上品で優しかった女性患者と真波は仲良くなったが、患者の娘はそっけなく、遺品も受け取りに来なかったという。女性が娘にあげるつもりだったバッグが処分されることを真波は悲しみ、そのままバッグを持ち出し、中を開けてみると金が入っていたため、とっさに鉢の土の中に隠した。ライカの誘導で温室の鉢植えの中に鞄を見つけた整くんと真波の会話のやりとり
真波は女性の娘をひどいと言うが整は「その人の娘さんがひどいかどうかは分かりません。子供がそういうふうな態度をとる場合、大抵親のほうが先にひどいことをしてます。子供がそうなるには理由があります」そして「家族や身内には厳しくても、他人には優しい人っていますから。そのことが子供を余計追い詰める。どっちがひどいかは僕には分かりません」と口にした。
その前までのストーリーも多々惹き込まれるシーンはあったが、このシーンのこの会話が私の心を掴む。笑
この入院していた年配女性は「娘を愛せなかった」ということを真波に話していた。真波はその話を聞いても幸せ家族の間で過ごしたのだろう。だから見舞いにも来ない遺品を引き取りに来ない娘を酷いと思う。子を愛せない親がいるということが想像できないのだ。
一方整くんは自身の経験の中から上記の意見を真波に話している。
私はこの見舞いに来ない娘さんがどういう気持ちで会いに行かなかったかはわからないが、私がもし同じ状況でも会いには行かないと思う。
私母親に会わないことが「お互いの為」私なりの愛情と思っているからだ。
人は表面的な部分を見るだけでは本質を理解できないということを突きつけられるシーンだったなと思う。
もうこの物語、語り出したら終わらないですよね。
いいなと思ったら応援しよう!
