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既婚男性を泣かせてしまった
GWが明けましたね!皆さんおうち時間は楽しめましたか?
まだ元通りの日々とはいきませんがあと少し頑張りましょう!
朝元気を出したい時はモーニング娘。のMVがオススメです!(笑)
また、昨夜担当企業の男の子からnoteを読んだとLINEをいただきました。
年下の社員さんは皆可愛く思えるのですがもう3年目になるのかと
しみじみ母のような気持ちになりますね。
freedomはやく抜け出します!(笑)
さて回顧録の続き。
あの飲み会以来、私は3人が飲みに行く雰囲気になると
「まる子も連れてってください~!」
とせがみ度々ご一緒するようになりました。
3人も快く受け入れてくださり、毎週本当にくだらない話をしながら
飲んでいましたね。
6月に入ったある日。
私はAさんとCさんにLINEを送りました。
「6月〇日はBさんの誕生日です!みんなでお祝いしましょう♪」
Aさんのお誕生日のお祝いを一緒にしてくれたBさんのお祝いも必ずしたかったのです。
また、今まで家族に誕生日のお祝いをしてもらったことがないと聞いていて。
我が家は誕生日やクリスマス、父の日母の日敬老の日、七草粥から節分、夏至冬至までありとあらゆる行事をするので驚きでした(唯一ハロウィンだけしない)。
ご家庭によって違うのでしょうかね。
Cさんも加わったことですしこうなったら盛大にお祝いしようと意気込んでいました。
しかし。
鼻息荒い私の一方で、AさんCさんは参加の返事はするもののプレゼントの話などはあまり乗ってきません。
女性と違い男性はプレゼント交換などあまりしないから…ということでした。
もう!しょうがないなぁ!だったら私が決めちゃうもんね!
お祝い事が好きな私は張り切るタイプです。
Bさんの場合は結構早く決まりました。
Bさんはカメラが趣味だったのですが平日や出張はさすがに一眼を
持って歩けないと嘆いていたので
当時まだ持っている人が少なかったスマホに取り付けられる広角、接写レンズのセットを。
また、お店はお小遣いが少ないためになかなか行けないと言っていた焼肉屋さんを予約。(4万って少なくないと思うけどな。タバコをやめたら楽勝ですよ!笑)
更に、サプライズで手作りのスイーツを作ることにしました。
といっても、私料理は好きではございません。
イベントで彼氏がいたら作るくらい。
自分のために頑張れないタイプ(笑)
お菓子はバナナブラウニーしか自信がない。
どうするか…
この際だから新しいメニューに挑戦してみよう!
将来自分のためにもなるし!
ということでクックパッドでメニューを考え、
当日の1週間前に試作。
翌日会社に持っていき上司や先輩たちに味見もしてもらいました。
「すごい!お店で売っていてもいいくらい!」
そんな先輩の言葉に
「いやーレシピを見れば何とかなりますね」
と隠し切れない得意気な態度をとっていました。
試作した日はちょうどAさんと新宿にプレゼントを買いに行った日で(Cさんはこれず)
買った帰りに行った居酒屋さんでAさんにも試食してもらおうと思って残しておいたのですが
甘いものが苦手なAさん。見た瞬間に
「うわ~甘そう(汗)」
「Aさんもどうぞ!」
「俺はしょっぱい派なので」
「なんで~!」
と拒否されました(笑)
「そんな…ガックシ。」
「先輩たち食べたんでしょ?」
「はい!それはもうお金を取ってもいいくらいだと!」
「じゃあ大丈夫だよ」
「そうですかねぇ。来週楽しみですね!」
当日。
作ったお菓子は焼肉屋さんに確認すると冷蔵庫に保管しておいてくれるとのことで、
先にお店に預けてから職域へ向かいます。
その日のアポをスムーズに済ませ、3人とアイコンタクト。
1階のエレベーターホールについた瞬間
「焼肉だーーーーーー!」
大きく飛び跳ねたのは書くまでもなく私です。
「ちょっと…他人のフリしていいですか」
冷静なCさん。誰もいなかったからいいじゃん。さみしい。ぐすん。
「だってそのためにランチ抜いたんですから!」
焼肉を食べるうえで大事なことです。
それにお菓子のサプライズのために焼肉屋さんに行くことは事前に伝えておくことにしたのです。
「楽しみですね!」
「焼肉かぁ~」
Bさんも嬉しそう。いつもより明るい。
お店は焼肉好きな私がコスパがいいお店として熱心に語っていたところ。
その話を聞いて行ってみたいけど…とBさんが嘆いていたのです。
飲み放題メニューがなくお酒が好きな3人には申し訳ありませんが
常連クーポンを持っていたのでお肉はたくさん食べられました。
私「次何にしようかなぁ」
Aさん「えーまだ食べるの?」
私「え?もうおなかいっぱいなんですか!?」
Aさん「いやもう結構食べたと思うけど」
私「ブラックホールと言われていますから」
Cさん「若いな」
私「じゃあおじいちゃん頑張って」
Bさん「おじいちゃんじゃねぇし!」
Bさんは最年長だったのでよくおじいちゃんといじられていたのでした。
鉄の胃袋も満たされてきたころ。
「はい!週末はおじいちゃんの誕生日ですね!」
ここでもおじいちゃん呼ばわりです。
座席のフタをあけてゴソゴソとプレゼントを取り出し
渡しました。
スマホにつけるレンズ、当時はおじいちゃん知らなかったようで
え、すごい!と感動していました。
Cさんと説明書を読みながらどっちがどのレンズだ?とまるで
子供のようです。
盛り上がりがピークのまま、店員さんにこっそりサプライズのお願いをします。
ケーキを一旦箱のまま、席まで持ってきてもらいます。
「これで終わらないんですから!じゃーん!ケーキでーす♪」
作ったのはBさんが好きだと言っていたベイクドチーズケーキ。
買ったケーキ用の箱にスカイブルーのチュールリボンを巻いていたのですが
Bさん手作りと気づかず、雑に開けます(笑)
箱を開けてケーキがこんにちは。
Bさん「え、手作りなの!?」
私「いやいや箱から手作り感満載ですやん」
Cさん「せっかくまるちゃんがリボン綺麗に巻いてくれてたのに」
Bさん「え?ウソ?気づかなかった」
よく見ましょう(笑)
この日のケーキは試作した甲斐があり綺麗なきつね色に焼け我ながら美味しそうでした。
ここでBさん少し目がうるうる…ほろり
私「切ってもらいましょ!たっべるっひと!」
私の手に続くように2人の手が上がりました。
もちろん手を上げていないのはAさんです。
「えー食べないんですか!」
「…」
しょうがないので3等分にしてもらいました。
「いただきまーす!!!」
私「んー美味しー!」
Bさん「ほんとだウマい」
Cさん「えーちょっと待った。まるちゃんこれ何度も作ったことあるの?」
私「いや、実はお菓子とか全然作らなくて作ったことないの食べさせるわけにもいかず先週一度試作しました(汗)なので2回目です」
Cさん「うっそだぁ~得意なんでしょ?」
私「ほんとですよ!これめちゃくちゃ簡単なんですって!混ぜて焼くだけなんで!ただ甘すぎないようにお砂糖はレシピよりちょっと少なめにしました。」
(作ったことある方わかると思うのですがチーズケーキってほんとに何もしなくていいですよね)
Cさん「うん程よい甘さだよね。(Aさんを見ながら)ねぇ、これ食べなくていいの、ほんとに。」
Aさんは黙っています。
Bさん「せっかく作ってくれたんだから1口食え。」
Aさん「えー。」
Bさん「いいから食え。」
私「あーんしてあげて!」
BさんがAさんにあーんしました。(やっぱりラブラブ!)
私「キャー!♡」
Aさん「…ほんとだうまい」
私「でしょー!」
皆で共有できてよかったですね。
綺麗に完食し、お店を後に。
お決まりの
Bさん「歌わねぇ!?」
いつものことですし嫌でもないのですが
「今日は主役だからしょうがないですね」
とカラオケに。
社内ではいつも静かなのに飲んだりマイクを握るとノリノリになるBさん。
この日はいつも以上に熱が入っていましたね。
そんなわけで誕生日大作戦part2も無事成功したのでした。
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