世にはびこる呪いみたいな価値観を、優しさで超越していく

今日は、御茶の水美術専門学校というところで、学生さんの展示を拝見したり、審査員として審査したりとホクホク楽しい1日だった。


母校の大学で働いていたのももう10年前になるから、若い人の学びに触れる機会はガクンと減ってしまっていたので、こうしてお誘い頂けることはとても嬉しい。

私が特別審査員賞として選ばせて頂いたのはこちら。
男女共同参画推進のためのPR案を考えるというもので、
「なんという難題だ。。。!震!!!」と、事前情報を見ながら思っていたけど、基本みんな見事にこたえててレベル高かった。

「ああ。そうなんだね。そうだったんだね。」って知ること。気づくこと。
傷つく必要がない世界をつくる、傷つけることのない世界をつくる一歩としてとても優しい眼差しで作品をつくっていたのが惹かれた理由だった。
世界は広いなしかし。単純に勉強になるからワークショップしたい。

専門学校と大学の違うところは、やはり実践ベースでどんどんと課題をこなしていく力がついてくるところ、あと必ずしもデザイン制作だけでなく営業とか企画とか、入口〜出口に関わる力が備わるのは、専門の強さだよなあと研究とか文脈好きの私には無いところなので素直に羨ましい(悩みすぎる大学&学科出身者の感想)

「若い人」とざっくりいうが、世界の見方がひねてない人達の柔らかさや視点はやっぱとても大事で貴重で、見守っていたいし、実現するために力をあわせたいなあと思うとても良き日だった。胸がいっぱいや。

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