少しの負荷をかけること

なんとか音楽大学の試験(トランペット🎺)の伴奏を終えました。
4年生の卒業試験では重たい曲を3曲弾きまして、また一つ感覚が広がって成長できたような気がします。
色々反省点を挙げればキリがないけど、まぁ楽しかったし、試験を終えた学生さん達の明るい表情は見ていて清々しかったです。

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少し負荷をかけた方が人の能力って伸びるんじゃないのかなって思うんです。
自由にピアノ弾いていいよ、好きな時間に好きなだけ弾いてもいいという環境があったら、、、怠惰な私はピアノ弾かなくなるんじゃないかと思うんです。
やっぱり本番があると、より良い演奏をするにはどうすればいいか考えるし、技術面だけでなく精神面についても深く考える。

だから、自分の演奏を聴いてもらうことって、音楽を分かち合うだけでなく、自分が持っているエネルギーを最大限発揮できると思うんです。

そして、私の場合は
「自分ってどこまでいけるんだろう?」
こういった自分に対する知的好奇心みたいなものが、演奏を続ける理由の一つになっていると思うんです。

自分自身の感覚の変化を感じた時って、嬉しくないですか?

難しいと思っていたことが簡単と思えるようになったり
絶対無理!って思ってたことができるようになったり
よくわからない曲だなぁなんて思っていた曲が好きになったり
今の自分には遠い曲だな〜なんて思っていたら近くに感じられるようになったり、、、

自分の小さなチャレンジや、小さな成功、少しの変化、それって自分にしかわからないくらい些細なことだったりするから、やっぱりその些細な成長と些細な変化を自分が自分でしっかり見つめて褒めてあげる。

この積み重ねが自信に繋がるし、音楽って楽しい!に繋がるんじゃないかなって思うんです。

もっと上手になれよ
もっと凄い演奏しろよ
って、常に誰かに言われたら嫌じゃないですか?

でも油断すると、自分が自分にもっともっとと焦らせちゃうんですよね💧

少しの負荷と、自分からの温かい声援📣
これが成長の鍵🔑だし、無理なくピアノを続ける鍵🔑な気がするんです。


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