子育てと両立して主婦ライターになる為に大切なこと~okasuzuさんの新たな挑戦~
Web媒体の発達やコロナ禍の影響もあり、在宅で主婦ライターとして働く人が増えています。
子供がまだ小さくて十分に働けないけど、少しずつキャリアを積んで収入を得れば、大事な家族を支えていけます。
現在は在宅で、子育てと両立しながらパート社員と変わらない収入を得ているokasuzuさんも数年前は専業主婦でした。。
この記事では、家庭を大事にしながらでも稼いでいく方法を主婦ライターになる前の経験を踏まえてokasuzuさんに話を聞きました。
主婦でもライターとして活躍していく秘訣を知りたくありませんか。
是非、参考にしてみて下さい。
経歴・主婦ライターになったきっかけ
独身時代はどんなことをしていたのか、主婦ライターになったきっかけは何だったのか教えてくれました。
アパレル業界で働いていた独身時代
学校を卒業してから、某アパレル会社に就職したokasuzuさん。
お客様を接客しながら商品を売ることや実際に喜んで買われていく姿を見るのがやりがいだったと当時を振り返ります。
元々結婚願望が強く、友達の紹介で旦那さんと出会い、結婚。
2人の子供の世話や家事に追われる毎日も幸せでしたが、将来のお金が心配になり再就職をめざして資格をとろうと決意します。
資格取得に明け暮れた専業主婦時代
出産前は日中に、出産後は子供たちがお昼寝している間に勉強していました。
姉の勧めで始めた主婦ライター
いろんな仕事を経験してきた姉の勧めで主婦ライターの存在を知ったokasuzuさん。
主婦が在宅で働く方法を初めて知り、さっそくパソコンを開きます。
お金をかけずに働きながらライティング経験や知識をどのように身につけたのか話を聞きました。
添削付きの案件に応募する
クラウドワークスで添削付き1記事50円の案件に応募して最初の一歩を踏み出します。
報酬は少ないですが、働きながらライティングスキルをつけられるので初心者の方にはおすすめ。
実際に執筆してみて自分にライターの仕事が向いているかどうかも判断できます。
おすすめな本2冊をご紹介
本を読んで勉強するのもおすすめです。
【概要】
完読される文章をめざすには書きながら考えるのではなく書く前に準備する。
文章は事実、ロジック、言葉遣いの3層構造で成り立っている。
地図で行先と経路を確認してから出かけるように、書く前に主眼(テーマ決め)、骨子(何を、どれから、どのくらい)を組み立てましょう。
ライティング初心者の方が覚えておきたい内容が盛りだくさんです。
【概要】
繰り返し使用している言葉を別の言葉に置き換えると、表現の幅が広がります。
言葉を受け取ってどう感じたか、純粋な感情の中に自分らしさが隠れています。
本当に伝えたい事が、相手の琴線に触れるように言葉選びをしましょう。
言葉の選択肢を増やしたい、語彙力をつけたい方におすすめ。
子育てと両立する秘決
okasuzuさんの凄いところは2人の子供を育てながら勉強をしたり執筆しているところです。
両立するポイントは、時間を固定すること。
早朝にやる
執筆や勉強は、子供たちがぐっすり寝ている早朝にやります。
主婦ライターになった今でも勉強を継続し、SEO検定1級を取得しました。
「うちの子供は朝の7時頃までぐっすり寝ているので仕事や勉強をするなら熟睡している早朝の時間しかない」と奮起します。
※あくまでも仕事の納期が迫っている、勉強したい時のルーティンです。
毎日ではないのでご了承ください。
クライアントとの関わり
子供が安心して寝ている間に集中してやるだけ、そうはいっても順調に進んでいたわけではありません。
仕事を頂いているクライアントとの関わりが重要になってきます。
納期が近いのに、誰にも予測ができない事態の時はどうしたのか話を聞きました。
急な子供の体調不良
「納期には間に合わないので、延長して頂けますか?」と早めに連絡を入れます。
「急な納期延長の連絡しない為にも、納期の1日前には納品できるようにスケジュール管理すること、執筆稼働数を多めにとる工夫をしましょう。」とokasuzuさん。
主婦ライターとして活躍し続ける為に心得ておくこと
すきま時間にできる、自由に働けるメリットが横行している現在、パソコン1台あればできる仕事とはいえ、仕事を始める前に心得ておくことがあります。
仕事編
仕事編とフリーランスや個人事業主編の2つの視点から話を進めていきました。
クライアントを見極める
主婦ライターの仕事を探す方法は、クラウドワークスやランサーズに登録することです。
連絡はメールで完結してしまうので、どんなクライアントなのかわかりづらいのが難点。
トラブルにならないようにする為にはどうすればいいのか、いくつかポイントがあります。
自分が心地よく仕事ができるように見極めましょう。
単価を見極める
駆け出しの頃は、単価1円程度の案件で仕事をしていましたが、知識やスキルにある程度自信がついた頃、okasuzuさんは2.0円以下の案件を断ることにします。
自分の中で最低ラインの文字単価を決めて、それ以上の案件しか受けないと決めたら自ずと稼げるようになってきたと実感。
ジャンルを見極める
初めは書きやすいライフスタイルや子育てに関する記事に挑戦するのがおすすめ。
「最初から興味がない分野を選ぶとリサーチに時間がかかり、執筆に嫌気が指してくるので慣れるまでは興味のある分野にしましょう。」とokasuzuさん。
ただ、自分が書きやすい分野は当然、他のライターさんも書きやすく競争率が高いので注意が必要です。
主婦ライターを始めてしばらく経ち、視野を広げる為にも今まで興味がなかったジャンル(仮想通貨・占い・ギャンブル等々)の仕事に挑戦します。
すると、「意外にこのジャンル好きかも」と新たな発見もありました。
例えば、投資関連の記事をきっかけに実際に投資を始めてみたなど。
「この分野しか書かないと決めつけてしまうともったいない」とアドバイスを頂きました。
レギュレーションと向き合う
レギュラーションが多めのエンタメ系の記事に挑戦したこともありました。
レギュレーションとは、文字数や文体、執筆して欲しい言葉の設定が書かれている指示書です。
一生懸命執筆してもオリジナリティーやクオリティーを実力以上に求められ、対応できず自然に依頼が途絶えた経験もしました。
フリーランス・個人事業主編
フリーランスや個人事業主の方は会社員とは違い、ある程度稼ぐと(経費を除いて収入20万円以上)自分で確定申告する必要があります。
税金や収入の額に無頓着だと損をする可能性があります。
例えば、必要な確定申告をしていなかった場合、無申告加算税を請求されることもあります。
そこで、どのように管理しているのか話を聞きました。
お金を管理する
「家庭用とライターの収入用と口座を分けて管理しています。」
ライターで稼いだ収入はすべて楽天銀行に統一し、確認するためにExcelで現金出納帳をつけています。
詳しくはこちらをご覧ください。
■自分で作成したい方
https://my-tax-nology.com/how-to-make-a-super-easy-excel-cash-book-to-stop-handwriting
現金出納帳をエクセルで作成する方法(無料テンプレート付き) | 経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee
■テンプレートが欲しい方
cashbook_templete.xlsx (live.com)
スランプと向き合う
「スランプはもちろんありますよ。しかし納期が決まっているので立ち止まってはいられません。でも無理は禁物、散歩をしながら外の空気を吸ったり子供と遊びながらリフレッシュしています。」
スランプがいつきてもいいように、自分なりの切り替え方法を知っておくとよいでしょう。
これからの挑戦・キャリアアップして家庭を支えたい
okasuzuさんは、旦那さん、お子さん2人の一般家庭です。
「いつか旦那さんの収入を超えて家庭を支えていきたい。」とかっこいい主婦ライター像を思い描いているokasuzuさん。
ライターといっても種類は様々で、Wed・シナリオ・ブックとある中でも取材ライターに興味が湧いてきました。
「書き起こしの仕事をしてみて、誰かの話を元に執筆するって面白いし為になる、商品やサービスの執筆が多かったから新鮮な気持ちで取り組めた。」
※書き起こし:スピーチや講演、インタビューの録音を聞いて執筆する仕事のこと。
これから新たな挑戦が始まります。
取材・取材ライティングしてみたい
今は間接的にしか関わっていないが、子供が成長し一人で外に出られるようになったら直接話を聞いて執筆してみたいと今後の意気込みを話してくれました。
「書き起こしの作業ではわからない人の表情や周りの空気感を執筆に活かしていきたい、在宅で働くことにこだわらず、外で活動するのもありかも。」
子供と共に成長していくokasuzuさんの今後の姿が楽しみです。
まとめ
毎日忙しい専業主婦からでも主婦ライターとして子育てと両立しながらでも稼ぐことは可能です。
okasuzuさんが活躍できた秘訣や工夫を参考に自分の生活スタイルに合わせできることから始めてみましょう。
okasuzuさんとはInstagramで知り、フォローさせて頂いてから約1年程が経ちます。
私もokasuzuさんみたいに主婦ライターになりたい。
Zoomを使用して直接話を聞いて記事にしたらもっと面白いと思い、執筆させて頂きました。
この記事がライター未経験で専業主婦からでもライティングスキルを身につけて納得のいく仕事で輝いていけるようにサポートができたら嬉しいです。
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