いくつになっても、やりたいことをあきらめなくていい
私たちは、何か新しいことをやろうとする時、どちらかというと、できない理由を先に探しがちなのではないか。
同時に、やることのハードルを高くしすぎているように思う。
スキーなんて、もう二度としないし、できないと思っていた。
だって、30年もやってないし。
もともと、上手に滑れるほうじゃなかったし。
なんてったって、どんくさいし。
怪我でもしたら、イヤだし。
雪山には行けても、
ゲレンデスキーは、もう、やらない、できない、と思い込んでいた。
でも。
せっかく北海道に来たんだし。
スキー場は、車で15分のところにあるし。
スキー板に乗ってみるだけでも、いいし。
そうやって、できる理由を見つけて、やることのハードルを下げてみたら、面白そう!やってみたい!という気持ちが、ムクムクと湧いきた。
感情が動きだすと、自然に行動に移れる。
まずは、いろいろ下調べ。
近場のスキー場では、スキーの3点セットを1回借りると、4500円かかる。
3点セット1か月レンタルっというのもあって、7700円で借りられることがわかった。
スキーに2回行けば、元が取れる計算だ。
だったら、1か月、レンタルしてしまおう♬
いつの間にか、スキーをする前提になっている。
30年振りのスキー
ゲレンデまでは、車で15分。
朝いつも通りに起きて、天気予報をチェックしてからでも、9時オープンのスキー場に十分間に合う。
ゲレンデ下のちびっこ広場では、
ヨチヨチ歩きから小学生くらいの子どもたちが、歓声を上げながら、そり遊びを楽しんでいる。
私と夫は、
ちびっこ広場の横のスペースをV字で登って、滑り下りてくる練習を10回くらい繰り返しやってみた。
最初は、V字で上がり切るのに休み休みにしか登れなかった坂も、いっきに上がれるようになった。
へっぴり腰で、こわごわ滑り降りた20mくらいの緩い斜面も、チョー楽しいと感じるようになった。
次は、リフトに乗って、初心者コースを降りてみたい!
リフト券を買って、リフトに乗った。
30年振りのスキーは、「私をスキーに連れてって(1987年原田知世主演)」世代の私からすれば、驚きの扱いやすさだった。
曲がれる、止まれる、スピードがコントロールできる!
うわ~!めっちゃ楽しいやん。
4時間くらい楽しんで、スキー場を後にした。
よし、また、来よう!
自分には無理、できない、苦手だ、と思っていたことの中に、思いがけないワクワクや面白みが隠れていたりする。
自分から遠ざけていることや、自分には関係ないと思っている世界も、自分の考え方、捉え方次第で、グンと近くなることがある。
自分には関係ない、別世界の話だと思い込んでいたけど、実は、すぐ隣にある。身近な世界だったと気づくことも、よくある話だ。
新しい世界は、今までの自分の考え方、捉え方を疑ってみることで開かれていく。
自分には無理、できない、苦手だ、と思っていたことの中に、思いがけないワクワクや面白みが隠れていたりする。
遠ざけてばかりいては、ちょっと、もったい。
いくつになっても、やりたいことをあきらめなくていい。
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