大人になるって、どういうこと?
2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられる
1月11日は、成人の日でした。
晴れて大人の仲間入りをされた皆さま
20年間お子様を育ててこられた保護者の皆さま
おめでとうございます。
子どものいない私は、SNSで目にする晴れ着姿の人たちを眩しく拝見して、
そういえば、今年から成年年齢が18歳に引き下げられるんだったわ
と思い出しました。
たぶん、
その年代のお子様をお持ちの保護者様は、
成年年齢が18歳になることで、どんな影響があるのか、
一番の関心事として情報や知識を集めてこられた方も、
多いのではないでしょうか。
成年に達するとどうなるか、ポイントは2つ
民法の視点で見ると
成年に達するとどうなるか、大きなポイントが2つあります。
・親の同意なく、契約ができるようになる。
・成年者がした契約は、親による取り消しできない。
大人になるのですから、あたり前と言えばあたり前なのですが、
なりたての成人に起こりがちな消費者契約トラブルやマルチ商法、
投資商法の被害に遭いやすくなるという懸念があります。
今の中学生、高校生たちはおそらく、
学校の授業で、消費者契約トラブルやマルチ商法、投資商法被害について
学んできていると思います。
2022年4月1日以降は、同じ高校3年生の中にも成年に達した人と達していない人が混在することになり、学級、学年単位でのマルチ商法の拡大や詐欺的商法被害には気をつけないといけません。
大人になるって、どういうこと?
そして何よりも
その年代の保護者の皆さま
「大人になること」って、どういうことなのか
色んな可能性を含めて、日頃からお子さんと一緒に考えたり、話したりする機会を持っておくとよいでしょう。
例えば、
・お金って、どんなふうに回っているのか
・ローンを組むって、どういうことなのか
・クレジットカードの仕組みって、どうなっているのか
・契約をすると、どんな責任が発生するのか
・友人にマルチ商法に誘われたら、どうするか
などなど
案外、お子さんのほうが学校で学んでいるので、
よく知っていたりするかもしれません。
社会的な経験から学んだことは、私たち大人のほうが圧倒的に多いので、
最新の知識とこれまでの経験を賢く共有できたら、
きっと、最強です。
うちの場合は、どうなんだろう?
子どもと話す前に、知識を確認したい。
子どもが被害に遭わないようにするには、どうしたらいいんだろう?
そう思われた方は、
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