世界の摩訶不思議な家__2

Netflixで「世界の摩訶不思議な家」#2を見ました!

今回の物件所在地はポルトガルです。

1軒目は海辺の高級住宅地にある物件です。デザインはシンプルでモダン。「壁の家」と名付けられたその家は、ボタン一つで木やガラスでできた壁が開閉します。そして驚くことにこの家はゴルフ場と繋がっています。

印象的なのは、プールのある中庭の上にもう一つ「底が透明なプール」があること。一見宙に浮いているかのようですが、水の量だけで55トンもあるこのプールを支えるには堅固な骨組みが必要です。

2軒目は葡萄とオリーブの段々畑を眺める丘の上の物件です。横長の建物が3棟、上から見るとアルファベットの「N」を縦に伸ばしたような形に配置されており、3棟それぞれの床面は段々畑の地形に沿って少しずつ下がっていきます。

この建築デザインは自然の持つ元々の地形を壊さず「室内でも段々畑を感じられる家」をコンセプトとして建築家が提案し、それを施主が理解し協力したことで成立した建物です。

3軒目は大西洋側にある敷地面積が7万5千坪もある物件です。「砂丘の家」と名付けられたこの家は半分近くが砂丘に埋まっていますが、中に入るととても明るく開放的です。う〜ん、不思議。

4軒目はポルトガル北部にある物件です。標高が高い山肌に立つその家は圧倒される大きさです。入り口は屋上から1階へと続く長い階段を降りた先にありました。面白いのは2階(?)部分が橋梁技術を使って天井からぶら下ったような造りになっている点です。そのせいなのか、1階部分は2階を支える大きな柱がほとんどなく、とても見通しが良いです。

それにしても今回はお金持ちしか建てられないような物件ばかりでしたが、どの物件もデザイン、家具、インテリアに至るまでシンプルでモダンでした。それでいて贅沢な印象を与えるというのが今の建築のトレンドなんでしょうね。​

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