大人留学は自己探求の旅
”留学って、学生の時に行くもの”
社会人になり海外への興味が出てきた頃最初に感じたのがこの思考だった。
高校生・大学生時代1年間の交換留学へ行く友達が数名いて、言語を学び世界観が広がって帰ってきた姿に何だか一歩も二歩も大人な感じがしていた。
ただ私にとって学生時代は、部活動のかけがえのない時間で、その時間を削ってまで留学に行く価値を感じなかった。
時は経ち、社会人が数年経ち、やはり海外への興味が留まらず留学を決意した。
マルタ共和国へ5ヶ月間。語学学校へ通った。
5ヶ月後、何が起きたか?
地球が小さく感じるようになった。
どういうことかというと、5ヶ月間で46カ国の人に出会い、全大陸に友人や知り合いがいて、現代の進歩のお陰でいつでも連絡が取れる。
地球上の友人と繋がっている感覚があり、一気に世界が小さく感じるようになれた。
46カ国計100人以上と、お互いの国について議論。
外を知ることは、自分を知ること。
この言葉通り、議論するほど自分に置き換えて考えては見解が深まる瞬間であった。
これって大人留学の醍醐味であり、語学学校のメリット。
当時語学学校へ引け目を感じていた私。ネイティブ環境の交換留学と違い、なんちゃってな環境なのでは。と。
でも語学学校だからこそ、多国籍と出会える。
今になり帰国子女の友人に話を聞くと、英語力は申し分ないが親元で暮らす以上、その地域の集いに留まっていた。
留学をした友人に話を聞くと、その国での学びに特化していて、他の国との接点がない。
その点、語学学校では毎日何カ国もの人に出会う。
そしてマルタという国は、多国籍の宝庫。
職を求めて移住するヨーロッパ人、アフリカ人、インド人、中東系。留学後移住するアジア人。
だからこそ人々は文化交流を求めてコミニュティがあり、出会いの宝庫である。
マルタでの語学留学に関して中には、ネイティブ環境では無いので英語の上達の妨げ、と感じる人もいる。
それは人それぞれだが、私の留学の目的は、世界中の人と出会い視野を広げること、世界中に友達を作ること、だったのでこの上ない環境であった。
そしてもう一つ大人留学の醍醐味。
それは、世界中の社会人と出会え、仕事について、生き方について議論出来て見聞を広げられること。
社会人経験をしているからこそ自分の実体験と他国を比較が出来る。これが自分を知り自分を見つめる機会になる。
そして更には世代様々な環境。働き盛りの20代・30代、社会経験を積んでブラッシュアップの為に奮闘する40代・50代、リタイア後娯楽として60代以降、と出会える。
世代ごとに人生のフェーズがある中で、人種を超えて話を聞けることで、自分の世界線が広がり、自分の未来を描く材料となる。
これこそが大人留学の醍醐味である。
日本で生まれ育ち、社会人になり自分で生きるようになった時こそ、世界を知って自分を見つめ直す機会は大事だ。
大人留学は自己探求の旅!!!
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