フランス人が身近にいて感じる事②

東京に半年間住んでいた彼が感じた日本。

①プラスチックに対する毛嫌い
パン屋さんの個包装を見て、信じられないと驚きの表情。パン文化のフランスでも紙パックに入れられる。
そしてペットボトルの多さ。フランスでは紙パックでの販売やそもそも水筒文化の為、コーヒー以外の飲み物を買わない。
日常会話で環境問題の会話が出るって、私にとっては新鮮で友人とその会話になることは今までなかった。意識の違いを実感した瞬間。

②日本で放送されているニュースを何度か目にする機会があり、彼が放った一言。
天気のニュースしかないの?って。もちろん彼は日本語を理解していないのでイラストで判断しているので、天気が印象に残りやすいのはある。でもこれを聞いて私も納得した。暗い話・世界情勢、報道をコントロールしているように感じる。
平和ぼけの象徴か??

③救急車を見て、何でこんなにゆっくり走るの?と驚きを隠せない彼。
一刻も争う事態でも尚、事故を気をつけて減速を繰り返す救急車。
フランスでは一般車にぶつかってでも速く行く事が義務付けられている。破損した車は国から補償が出るそうだ。
よってフランス人は、救急車の音が聞こえたら何が何でも避けるし救急者を最優先するのだと。
日本でも最優先に避ける動きはあるものの全てがのろい感じはする。
これはぜひフランスで体感したいところ。
別件だが、ドイツでは2車線道路や高速道路の渋滞時には、両端を運転し真ん中を緊急用に開ける決まりがあるのだと。
スイスのドイツパートでこれは体感した。

④これは私が感じたことで、フランスにおにぎり文化がなぜないのか?
おにぎり文化を広めたい。
日本人が朝、パンを食べるのは当たり前のこと。フランスパン・クロワッサンは街中で見かける。
フランス文化の影響を受けている。でも逆は無い。
彼曰く、フランスにはお米屋さんがパリに一軒だけあるのだと。
ニース住みの彼は、ネットで購入。もちろん炊飯器を売っているお店も無く、ネットで購入。
私が出会ったフランス人20人程、皆日本食と言えば、ラーメン・寿司をあげる。そして、美味しい!好き!と言う。
なぜもっと身近で気軽に食べられるおにぎりが無いのか。
日本の誇りの米文化、おにぎり文化をぜひフランスに広げたい。朝食に、昼食に、選択肢の一つにおにぎりが挙がる文化を作りたい。

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