古賀さんnote記事 2015年3月分(おなかをあっためる文章を)
古賀史健さんのnote記事研究
今日は2015年3月分の22件です。
【タイトル】
連想ゲームの夏
運動靴とカブトムシ
血税のゆくえ
できることだけを、する
あと1週間の理由
ストレートと変化球
20世紀最大の発明といえば
シリアルを出しやがれ
来月のおれはすごい
親切心ということば ☆
そういうことにしてしまおう。
予定調和をやめる問い
生きている、それだけで
分母を増やす
恥辱のヘアカラー
ブルースを踊れ
日活ロマン主義
いま求められる「勉強」とは
奥行きのカバン
いつものわたし、これからのわたし
冬とキリギリス
ペンとおでんとコウモリ男 ☆
今日はちょっと元気がでないんですが…
『生きている、それだけで』の記事みたいに「書いている、それだけで」OKだと勇気をもらって書きますね。
ほとんど引用でごめんなさい。
特に心に留めておきたい、☆マークをつけた2本の記事についてです。
この2本を選ぶ方式、楽しくてラク!
まずは『親切心ということば』
すばらしいな。村上春樹さんが、文章を書く極意として「親切心」ということばを挙げていました。書いてもなかなか思いが伝わらない、という読者からの相談に対して「親切心です。それ以外にありません。親切心をフルに使ってください。それが文章を書く極意です。おもねるのではなく、親切になるのです。」と。まったくそのとおりだよなあ、と思ったので、きょうは親切心について、ぼくなりの無味乾燥なことばで書いてみたいと思います。
きみの文章は下手だね、とは言いたくないけど、きみの文章は親切心が足りないね、だったら言えそうな気がします。そういえばヴォネガットも言ってましたよ。「愛は負けても、親切は勝つ」と。愛だの情熱だのは「わたし」ばかりを見る気持ち。親切だけは、いつも目の前の「あなた」を見ている。親切心、忘れないようにしたいです。
グサッときました…。
今日の私、親切心のかけらもない。
「わたし」がラクをすることばかり、トクをすることばかりでした。
ちょっと元気がでない日にも親切にできる、そんな人に私はなりたい。
そんな文章が書けるようになりたいです。
『ペンとおでんとコウモリ男』
いつしか冬のコンビニに欠かせないホットデリとなった、おでんのように。鍋物でも煮物でもない、ただただ「おでん」としかくくりようのない、あのあったかい食べもののように。
ライターでも編集者でもないぼくは、ニッチに、独歩で、けれどもひとつのジャンルをつくるくらいの図々しさで、これから先の10年を歩いていかなきゃいけないんだと思っています。できることなら、みんなのおなかをあっためながら、ですね。
これを書かれた時から約10年、古賀さんは確かに、私をはじめ多くの人たちのおなかをあっためてくださっています!
長く煮込んで味のしみた大根や牛すじのような王道の本で、やさしい卵や餅入り巾着のような楽しい道草の記事で。
そういえば『HUNTER×HUNTER』のジンも言ってました。「道草を楽しめ、大いにな。ほしいものより大切なものが、きっとそっちにころがってる」って!
今はこのnoteの街での道草を楽しもう。ころがっている大切なもの、古賀さんのこころを集めに。そして行く行くは…
私にとってのこれから先の10年も、今日はちょっと元気がでないという人のおなかを、ほんのりあっためることのできる文章を書いて、私らしく歩いていけるように。
ではでは、今日はこのくらいで。
明日また元気に毎日投稿しよう!
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