「アグラオネマ カーティシー」を買った話
アグラオネマ カーティシーについて
観葉植物を育てるようになってから、いつか縁があれば家に迎え入れたい品種がありました。
それが今回のアグラオネマ カーシティーです。
ご存知の方も多いと思いますが、映画「レオン」でレオンが育てていたアレです。
「レオン」を見たことがない方はたぶんNetflixとかU-NEXTにあるんで今すぐ見てきてください。名作です。
ちなみに私は薬を飲む時に作中のゲイリー・オールドマンのモノマネをするのが趣味です。
そんなアグラオネマ カーシティーですが、なんかレアみたいでして。
アグラオネマ リリアンなどカーティシーと似た品種は比較的手に入りやすいのですが、
カーティシーが売られているのを実際にお目にかかることはありませんでした。
インターネット上で探すと通販サイトやメルカリで見つけることはできます。
ただ高額ですし上記のような素人目には見分けるのが難しい品種も存在しており、それらを疑う疑わないは別としても信頼のおける実店舗で買いたいというのが実際のところ。
まあでも別に自分は殺し屋でもそれになりたい少女でもないので、どこかで運良く実物を見かけたら考えようかな〜程度に思っていました。
そいつは突然現れた
今年はバリエーションが揃ってきたことやスペースの都合もあり、新しい植物の購入は控えていました。
ただ出窓のスペースは少し空いているし長らく何も増えないのも寂しいので、小ぶりなサボテンか多肉植物でも探してみるか〜と都内最強店であるオザキフラワーパークに足を運びました。
久しぶりに行くと店内のレイアウトも変わっており、少なくともここ2年では見なかったガラスのショーケースが設置されていて「斑入りモンステラ 9,800円」といったお高めな植物が収められていました。
この感じ、まさかやつがいたりはしないだろうかと思い、ショーケースの中を順番に見ていったところ…
いた。
アグラオネマ カーシティー 16,800円🪴
妻が友人とディズニーランドに行っており単騎で乗り込んだ私の脳内にはいろいろな思いが駆け巡りました。
「16,800円…」
「育てるの失敗したらどうしよう。でもサトイモ科やしいけるやろ…」
「16,800円、なんでディズニーランド行ってご飯食べてくるより高いお金をここで使うねん…」
「しかし思い付きで一人でオザキに来た今日、この植物と出会った。これはもうそういうことよ。」
「オザキというのもポイントが高い。カーティシーは偽物や間違いで別品種である可能性が怖いが、オザキでそれは考えられない。」
「最近野球観戦という趣味もなくなったから(ストレスから身を守るため阪神ファンを休眠した男)、他の趣味に費やすのも悪くない…」
「せやかて16,800は草に払う値段とちゃうやろ…」
「とはいえ去年までは植木鉢とか備品も含めたら数万円使ってたのに、今年は土を買った数百円しか使ってない。」
「殺し屋は片目を開けたまま眠らないといけない。その過酷さと比べれば1万ちょいなんて安いもの。」
本来の目的は多肉植物でしたが、もはやカーティシーを連れて帰るor今回はやめておくの二択だけになり、多肉植物コーナーもそれを考えながら眺めうろついている状態でした。
そしてその隣にあったコウモリランのコーナーでは2万円を超える品種もザラにあるので、こっちをショーケースに入れた方がいいのではと思いつつそれにも勇気をもらい、
オザキに行った際の日課であるアクアリウムコーナーで亀の赤ちゃんを眺めるという儀式を終え、
(ショーケース前に置かれた札を持っていくシステムだったので)札をレジへ持って行きました。
購入後、普段そんなの撮らないのになんか記念撮影した。
欲しいものはインターネットで買えたりどこに売っているか調べられる昨今で、こうやってふと訪れた店で一期一会があるのも嬉しいことでした。
無事に新メンバーとして加入
というわけで無事うちにやってきました。
基本的にあまり高額な品種には手を出さないようにしており、
記憶している範囲でも2,000円台が今まで買った最高額な中、いきなりその5倍以上の値段のものが来てしまいました。
最初のうちは特にデリケートな管理をしたいですが、他の植物たちの方が長い付き合いですし値段が高ければ大事というわけでは当然ありません。
むしろ一番後輩なのだから、植木鉢も余っているのに入るといった体育会系でやっていきたいと思います。