新温泉町ローカルクエスト2期始まりました!
更新がご無沙汰しておりました。昨年関わらせてもらったローカルクエストの第二期がスタートしました😀
ローカルクエストってどんな取り組み?
過疎化 / 自然保護 / 産業活性化など多くの地域課題に直面・解決に向けてチャレンジする人たちと行動し、自分なりの地域課題への関わり方を見つけたり、自分自身が興味が湧くテーマを見つけて活動する取り組みです!詳しくは今までの投稿をご参照頂けると💦
今期はここが違う!
昨期大きな課題になったのが、高速バスで土日来ようと思うと、土曜日の昼過ぎについて、日曜日の午前中には新温泉町を離れないといけない。という交通の壁。
新温泉町に限らず、多くのバス会社がコロナの影響を受け減便。残るのは大きな観光地ではなければ、観光ダイヤよりも生活の足となるダイヤが優先されるのは致し方ないことですが、人手不足も相まって大きな壁になっていました。
ただ、この環境下の中で出来るチャレンジをしましょう。と全但バスさんの熱い思いで、月に1回だけ土曜日の朝大阪発、日曜日の夜大阪着の高速バスが「ふるさとWeekend便」として運行して頂けることに!その日程に合わせて活動を設計することなりました。
※東京・関東圏・それ以外の地域からのご参加ももちろん歓迎です!東京からは羽田空港から鳥取空港まで1時間15分程度、そこからレンタカーで30分程度と実は意外と近いんです!
8月3・4日の活動をご紹介
残念ながら、今回は僕が参加できず。僕が巻き込んだメンバーが参加してくれました。どんなことしたか、感想を踏まえて共有してくれたので、ご紹介します😆
初日:8月3日
集合は新温泉町の湯村温泉中心にある全但バスの湯村営業所。
東京・岡山などから集まった4人で、今回の舞台となる塩山地区向かいます。
塩山に着くと、塩山のスーパーおじいちゃん山本さんがお出迎え。ご自宅にお伺いします。
山本さんは、還暦を越えてからパンの製造業を始めたり、ドローンを飛ばしたり、農業をしながら色々挑戦を続けています。(めちゃくちゃ若い!)
今回は山本さんの取り組みに触れつつ、晩のお祭りに出店するために農作業に向かいます。35度を超える暑さの中、熱中症対策は忘れません。
東京では見られない景色を眺めながら進みます。山の緑と、空の青が美しい。夏らしい雲
山本さんの畑「よんなれな」に到着
「よんなれな」はちょっと見て行って、寄って行ってという意味だそう。
畑では、なす・ピーマン・きゅうり・ズッキーニ・スイカを収穫しました。
山本さんに収穫の方法を教えてもらいながらチャレンジ
厳しい暑さの中、黙々と野菜の収穫をしました。大きく成った野菜に、皆驚いていました。
収穫後は、湯村温泉に戻り、中心地にあるポケットパークで開催されるちょうちん祭りの山本さんの出店のお手伝いをしました。ちょうちん祭りは、7月20日~9月28日の期間 毎週土曜日 に開催されています。
詳しくは:http://www.yumura.gr.jp/events/254/
湯村温泉街のポケットパーク広場に、いろいろな屋台が並びます。
山本さんの出店では、
自家製のフライドポテト
収穫した野菜の詰め合わせ
手作りパン
の販売を行いました。
19時を過ぎると、地域の人に加えて旅館に宿泊している人が夕食を終えてであるき始めます。畑で収穫した、スイカを無料で配りみんなで食べました。
祭りでは、訪れた人に積極的に声をかけて、持ち込んだものを全て売り切ることができました!
2日目:9月4日
2日目は地域活性化、自然の保全活動に熱心な奥八田地域の活動に触れるため、蕎麦畑の草刈り作業に、昨日に続き参加のメンバーと、2日目からの参加者も含めて向かいます。
連日の猛暑の中、ひたすら草を刈ります。刈ります。刈ります。。。
草刈機を触ったことがないメンバーばかりでしたが、地域の方に教えてもらいながらひたすら草を刈ります。
草をなぎ倒すのは、爽快感がありました。(翌日筋肉痛になりましたが)
熱中症に注意して、時折、休憩をみんなで取りながらの作業でした。
作業後は、湯村温泉に戻り一旦解散。それぞれ温泉で汗を流してリフレッシュをして(新温泉町の魅力でもありますね!)、ランチ会で新温泉町で採れた食材を使ったランチを食べながら、地域の人と、今回参加者で町の課題と、やりたいことを議論しました。
新温泉町に来た理由や、耕作放棄地を活用してこんなことできないかな?など具体的に今後の活動に繋がりそうな意見も出ました。終了後、有志のメンバーで湯村の空き家・空きテナントを見てまわりました。
あっと言う間の2日間でした。
参加してみての感想
今回は自分が参加せず、巻き込んだメンバーに参加してもらうという形だったので、どんなことを感じたか聞いてみました。
・自分の日常の食卓に並ぶ食材の先の農家さんの苦労を知るとともに、食事や農家さんの廃業に関する課題など、色々考えさせられた。
・名物など特徴的なものが少ない気がしてもったいないと思う一方、オーバーツーリズムが起きている地域と比べてゆっくり温泉につかって癒やされるには最高の場所だった。
・地域の人たちとの繋がりを楽しみつつ、ゆっくり温泉につかって、健康的な生活を楽しむような観光スタイルもあるのかなと思った。
・城崎温泉・有馬温泉にはなれないけど、新温泉町なりのモデルを作りたい。「なんもにゃ〜町」だけど、もっとうまく魅力発信したい。
といった感想をくれました。ポテンシャルはあるけど、まだまだこれから。発展途上感が、僕が関わりだした時も魅力に感じたところだし、他の方にとってもそうなのかなと再認識できました。
ということで、9月、10月と活動が続きます!
9月は消えゆく危機にある朝市を、朝市じゃなくてもいいので、どうやったら残していけるのか?そんなことをみんなで考える予定です。
ご興味ある方はぜひ説明会もあるので、覗いて見て下さい!
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