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This is mine

2023-06-12 (mon)





4月、遠征のバス移動の休憩で静岡のサービスエリアに入った。


ちょうどお昼時で、僕たちは各々が食事を摂った。
アズマと一緒に唐揚げ定食を食べる事にしたのだが、普通サイズと富士山盛りと名付けられた大盛りサイズの唐揚げ定食があった。値段にもそこそこ差があり、どうしたもんかと悩んだ。

悩んだ末、お腹のコンディション的に普通サイズでいいかなっと思ったけど、よく見ると富士山盛りの方には静岡県産ワサビのタルタルソースが付いていた。これは卑怯だ。こんなの富士山盛りの方を選ぶに決まってるじゃないか。その作為的な店の戦略に抗おうともしたけど、そんな気持ちは2秒でどこかへ消えていった。

そしてテンション上がって勢いで富士宮焼きそばも注文した。なにがお腹のコンディションだ。



番号札から出来上がりのブザーがなって頼んだ料理を取りに行く。
ショッピングモールのフードコートでもそうだが、あのブザーがなった時、近くにいる人達が一旦自分の番号札を確認するのがおもしろい。
そうやって周りを見た後に「この音、おれんだから」とドヤ顔で取りに行くのだ。

ほんと自分という人間はしょうもないなと思う。



しばらくして隣のテーブルに仲の良い老夫婦が来られた。
奥様の方が良く喋るようで、旦那さんにあーでもないこーでもないと言っていた。旦那さんは聞き上手なんだろうなと思った。素敵だ。

座って間もなく、旦那さんがスッと席を立ってどこかへ歩いて行った。
戻って来ると手には水の入った紙コップを持っていた。もちろん奥様の分も。
すると奥様が「あら、それであんなところまで歩いてったのー?お水ならすぐこっち側にもあるじゃない。視野が狭いのねっ」と、ケタケタと笑った。

その言葉が嫌味のようには聞こえず、ただただ2人の良い関係性が垣間見えた。


しばらくして、先に奥様の番号札が鳴り席を立った。
戻って来た奥様が持っていたのは、僕が注文したのと同じ富士宮焼きそばだった。ただ、やけに量が多い。明らかにモリッとしている。そんなことを思っていると席に座った奥様がこう言った。

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