オドオドしている人の戦い方
おはようございます、ナオキです。
先日バイトに行った時に、一緒に仕事をしていた方からこんなことを言われました。
「そんなにオドオドしなくても大丈夫だよ。そのオドオドした感じもお客様に伝わるから自信を持って!」と。
その方は、僕よりもかなり年上で見た目もクレヨンしんちゃんの園長先生みたいな感じだったので(多分失礼)、いつもより緊張しちゃっていたんだと思います。
でも、同じようなことを言われたのって、過去に何回もあったんですよね。
一番言われてたのは、社会人なりたての時ですね。
初めてドコモショップに配属されて、接客もそれまでしたことがなかったので、先輩やお客様からもオドオドして自信がなさそうとよく言われていました。
でも、実はこれって僕なりの戦略だったんですよね。
格好良く言うなら、「弱者の戦略」です笑
まず前提として、僕は自分に自信がありませんでした。
「人が簡単にできることができない」「言われたことをそのままやることが苦手」「成功体験も少ない」といったこれまでの人生経験から、自分に対して自信を心から持つことに難しさを感じています。
先輩からのアドバイスで自信ありげに振る舞おうとした時期もありましたが、メッキが剥がれていくようにすぐ元に戻ってしまいます。
だから僕は、自信満々に振る舞うことを諦めました。
そのかわり、素直さで勝負しようとしたんです。
弱い自分を積極的にさらけ出したり、他人に対して敬意と感謝の気持ちを持って接することを徹底して、他者からの深い信頼を獲得することに努めたんです。
そうすると、だんだんと他人から「ありがとう」と言ってもらえる機会が増えました。
以前では考えられなかったことですが、「ナオキさんはコミュニケーションが上手ですね」と言ってもらえることが増えていきました。
時には、冒頭のように「オドオドしている」と言われることもありますが、それよりも他者から信頼してもらえることが増えていったんですね。
なので、もし人から「オドオドしないで自信を持ちなよ!」というアドバイスをもらったら、僕はそれを素直に受け止めなくていいんじゃないかと思います。
自分に鎧を着て自信ありげに振る舞うよりも、弱い自分をさらけ出しながら相手のことを考えたコミュニケーションをとる方が、その人も成功体験が得やすいはずです。
そんな自分に潔い生き方ができる方が、幸せに生きられるんじゃないでしょうか。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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