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うれしかったこと。

昨日、嬉しかったことがあった。

といっても、他の人にとっては何気ないことかもしれない。

でも、僕にとってはやっぱりうれしかったこと。


昨日、月に1度くらいで通っているカフェに行くと、いつもの店員さんに席を案内された。

何度も通っているせいか、店長さんが入店するたびに会釈をしてくれる。

「今日も来てくれてありがと」

言葉を交わしていないけれど、そんな気持ちが届いたような気がした。

ランチメニューを頼んでから、待っている間持ってきていた本とノートをカウンターに広げる。
いつものことだ。

先日の記事で触れたけれど、僕は店舗デザインとか考えるのが好きなようだ。

だから、今日はインテリアデザインの本を読んでいた。

すると、店長さんが「難しそうな本読んでますね。好きなんですか?」

「そうみたいです(笑)  昔からインテリア関係の本を読んでたんですけど、今後は仕事に活かしてみたくて」と返す。

店長「かっこいいですね! 何か必要な資格とかあるんですか?」

僕「いくつかありますよ。 インテリアコーディネーターとかインテリアプランナーとか」

店長「名前からしてかっこいい! でもやっぱり難しいそうですね!」

僕「確かに法規関係は難しいです。 でも好きなので読んでてこんな法律や法則があるんだって知ると面白いですよ」

店長「いいことじゃないですか! 仕事に生かすってどんな感じでしたいんですか?」

僕「インテリアデザインの仕事をしたくて。だから、ショップデザインとかいま勉強してるんですよね」

店長「じゃあ、今良い環境じゃないですか。自分のお店があるんですから」

僕「そうなんですよ! 今のお店をかっこいいお店にしたいんですよ!」

店長「ぜひ頑張ってください!」

そんな感じで会話は終了した。


この中で、何が僕にとってうれしかったのか。

それは、今回会話をしていなかったにも関わらず、僕が会社のアトツギで、今後自分のお店を持って販売していくことを覚えていてくれたこと。

「何度も会話をしていたら、そうなるんじゃないの?」
と思われるかもしれないけれど、1日何十人も相手していて、月に1度くらいしか来ない人間の話を覚えていられるだろうか。

僕には無理だ。

だからすごく嬉しかった。
僕のことを知っていてくれて、覚えてくれていて、感動した。

「また、このカフェに来よう」
人を好きになるってこういうことなんだと改めて感じた。


人に好かれたいなら、接触回数を増やそうぜって話をしたけれど、逆に接触回数を増やすと自分も人を好きになるのかもしれない。

また、接触回数が少なくても、数少ない会話の内容をしっかりと覚えておくと、好かれやすい。


相手の「うれしい」をすると、好かれる。


今日も「うれしい」を提供していこう

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