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研究会は悩んでも仕方ない、つまみ食いでもよいからまず参加してみよう!

    3回目の登場になります、中小企業診断士の山森直樹です。

 前回は、「中小企業診断士」を目指して良かったことは何か、というお話をしました。

    今回は、中小企業診断士の中でも、独立していない診断士(以下、企業内診断士)が、初期の頃に心がけた方が良い(心がけている)ことをお話したいと思います。一言でいうと、研究会は悩んでも仕方ない、つまみ食いでもよいからまず参加してみよう、ということです。

1 まずは、興味ある研究会に行ってみよう

 私の場合は、受験勉強や実務補習の中でいろいろな疲れや犠牲もありました。そのため、登録した4月頃は、とりあえずゆったりとしながら、今後の診断士活動について考えようと思っていました。診断士として、何かの研究会に参加したりするのはもちろんのこと、今まで止めていた定期的な旅行などを再開したり、落ち着いたらやろうと思っていた他資格のコミュニティ参加などです。

 3月あたりから色々と整理して考えたりしたのですが、研究会や各種会合が被ってしまうものもありました。やはりうまくいかないと悩んだりしましたが、悩んでも行ってみないと何も分からないので、壁にぶつかるまで突き進むことにしました。被ってしまえば、1つに絞ることで、優先度もついてくるわけです。

 良さそうでも行ってみたら全然期待外れだったということもあるので、最初の1,2年は色々試してやってみると良いと思います。周りを見る限りでは、年次が経つと落ち着いたバランスになるのではと思います。

 私の場合、現在は、診断士の研究会で4日~6日/月、その他資格の集まりで3~4日/月程度になっています。その他、診断士活動や資料作成などもやっていますので、受験勉強時と大して変わらないくらい忙しくなっています。今後、取捨選択や追加をしながら最適なバランスを探したいと思っています。

2 次に、研究会でポイントがつく案件に参加してみよう

 企業内診断士で普通のサラリーマンをやっていると、実務従事を5年間で30ポイント稼ぐのは難しいと考えていたので、最初から、ポイントがある案件は積極的に狙っていこうと考えていました。

 一般的には、自分で案件を見つけて診断すればそれで良いわけですが、伝手がない場合は、診断士の協会に入り斡旋されたものに案件に対して、費用を支払うことでポイントを確保する方法があります。また、プロコン塾みたいなところで実務従事がセットのところもあります。

 しかし、費用を支払わなくとも、研究会(協会に属さないものもあり)に属していることで紹介される案件や、周りから打診されるものもありますので、コストパフォーマンス良くポイントを獲得していくと良いです。私は、このおかげで1年ちょっとで30ポイント揃えられそうです。

 そのためのアピールとしては、研究会への参加、そのあとの懇親会の参加、研究会内での発表の何れか(全部でも良い)をすると良いと思います。どういう分野のスキルがあるか印象に残すと良いと思います。

3 できれば、平日昼間に有給も使ってみる  と良い

 研究会に所属していると、ポイントが頂ける案件に巡り会うことができるのですが、大きく分けて、平日夜間、休日対応や自宅作業が中心のものと、平日昼間に対応が必要なものがあります。前者については、企業内診断士でも対応可能ですが、後者はなかなか時間が取れません。

 後者は、平日昼間なので有給休暇を取得しないと対応できないですが、職場や工場の現場に訪問できるのは平日の昼間がほとんどでしょうから、中小企業診断士としての醍醐味も味わえるのではないでしょうか。
   
    企業内診断士であっても、近く独立される方もいるでしょうし、定年後に独立される方もいると思いますが、企業診断の実務は皆さんが働く平日の昼間です。年に2,3日でも良いので体験してみること大事かと思います。あと、同行される方も独立診断士の方ですから、取り組み方を生で見られることは参考になる面もあると思います。

 長くなりましたので終わりにします、次回は、企業内診断士が、自宅(現場以外)で初期の頃にやった方が良いこと(良いと思う)ことをお話したいと思います。ここまで、お読み頂きありがとうございました。

#中小企業診断士 #企業内診断士

 

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