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中小企業診断士資格の活かし方

 今年初めての投稿になります。本年も宜しくお願い致します。前回の投稿は、中小企業診断士受験生向けのネタでした。本来は中小企業診断士活動としての発信が良いのではと思うところもありましたが、今までのトップ5に入るくらいのアクセスがあり大変驚いています。今後は、その続きを投稿したいと思いますので少々お待ち頂ければと思います。

 私は、中小企業診断士となってあと数か月で3年を迎えます。そこで、3年間を振り返るというよりは、中小企業診断士としての資格の活かし方について、3年間で思うところを書いてみます。受験勉強している頃に考えていたこと、中小企業診断士になりたてに思ったことや、現在と心境の変化などを交えながらと考えています。

1 同期の仲間が減っていく

 2次試験合格者や大学院等で資格を得た方など、同期と言われる方は1,000人以上いると思われます。多分その中で100人くらいの方は(記憶がない方もいますが)名刺交換したと思いますが、色々な理由でこの業界から消えている(知らないだけということもあるかも)ような気がします。まずは、実務補習の前で止めちゃった方、15ポイント目指したままの方、登録はできたけど活動は全くない方、1年目だけの活動でだんだんフェードアウトした方などです。理由はなんでも良いですし、引き留めることもしませんが、なんか寂しいなと思います。逆に、違うステージや新たな事業へと次のステージに旅立っている方もいます。
 そんな私も受験勉強開始の時は、経営に関する知識を身につけただけだったくちで、中小企業診断士として何かをしようという思いは全くありませんでした。しかし、受験生活が長くなったり、60歳以降もサラリーマンではなく、自ら意思決定をして生き生きと仕事をしていこうと思ったときに資格を活かしていくことはありだと思いました。今では、資格を活かして、様々なことにチャレンジさせて頂いております。

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2 企業内診断士としての可能性が増える

 私の場合ですが、昨年の4月からコロナ禍で月2回の出勤、それ以外は在宅勤務となっています。自分の時間もフレキシブルに使えるようになって充実した生活ができています。しかし、一番困るのは運動不足です。さらに、切替がPCを入れ替えるくらいしかなく、目が酷使されています。
 コロナ禍により、通勤時間がほぼなくなったこと、研究会等への往復移動時間もほぼなくなったこと、特に掛け持ちがだった場合の移動もなくなりました。Zoomで会議を移動するだけで次の会議に参加できるのは、複数のものに対応するにはうってつけです。これらにより時間を今まで以上に有効に活用できている気がします。
 また、今までは資料を作ったり、執筆をするのが自宅での作業でしたが、現在はコンサルの打ち合わせや、講師業もオンラインでできてしまうため、時間不足なサラリーマンにはチャンスが出ていると思います。さらに、中小企業施策の観点から補助金などもたくさん出ており、支援する機会もたくさんあると思います。今が資格を活かす最大のチャンスなのではないかと思います。

3 インプット活動もオンラインで対応可能

 現在は、理論政策更新研修もオンラインで実施されています。実施機関も増えており、選択できる可能性も増えています。また、中小企業診断士界隈の研究会やイベントもオンラインで開催されているものが沢山あります。昨年あたりからの合格者は、イベントや研究会がオンライン化され参加しにくいようですが、そういう時期こそ希少な存在ですので歓迎されています。
 さらに、一般的な知識やスキルを習得できる機会も安価でオンライン化され、インターネット上でも様々なコンテンツ、学習サイト、通信教育などが用意されています。不足している分野は好きな時間にインプットできるようになりました。

 私が最近始めたのは、グロービス学び放題というものです。以下のサイトを見て頂ければ、こちらからの説明は不要だと思いますが、月に本1冊程度の金額でビジネスに必要な様々なことを学ぶことができます。

 中小企業診断士として、スキルアップするための活動や知識・スキルのインプットを通じて、資格をうまく活用できればと思っています。

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4 最後に

 中小企業診断士に限りませんが、せっかく取得した資格を少しでも活かすことを考えて行動することは良いと思います。もちろん合格するだけで知識が身につくという目標も全否定はしません。さらにいうと、中小企業診断士のコミュニティにいるだけでなく、他のコミュニティや違う地域での活動なども視野を広げる為には必要だと思います。私は、FPや販売士のコミュニティにも参加しています。有名な中小企業診断士ほど、幅広い活動をしているようにも思います。どうせなら、実務や生活に役立てることで、人生が豊かになり、様々な人脈なども形成していきたいですね。

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