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コロナウイルスがきっかけで見えてきた働き方改革の問題点

 最近、株価が下がる日々で毎日泣きそうですが、この辺りはリーマンショックの頃と比較してなんて話もよく聞かれます。個人的には、1ヶ月前の各種の見通しより経済へのダメージが深刻化しているので、この先まだまだ各国の中央銀行の金融緩和が進みそうなんて思います。ただリーマンショックの時のように金融機能に欠陥や問題があるわけではないので、コロナ収束と共に相場も回復すると思っています。
 今回は、中小企業診断士のスタートで悩みどころのマスターコースについてのお話と予告したのですが、テーマを今どきのコロナウイルスの話題に変更します。コロナウイルスの影響でどういうことが起きたのかを示した上で、働き方改革の問題点を挙げたいと思います。

1  中小企業診断士としての影響

 研究会や報告会など、参加することでフィーが発生するものは3月は全て中止または延期になりました。4月もすでにいくつかのものが中止等になっています。幸いにも、フィーが発生するものだけが中止や延期がなく、順調にスケジューリングができています。その他、Web会議で研究会をやっているもの(中小企業政策研究会のPIT)に参加できたなどタイムリーなものもありました。

2  その他の資格(FP,販売士)としての影響

    協会活動や研究会など3月は全て中止となりました。4月以降もいくつかの中止が決まっています。個人的には4月以降にアクティブな活動をするので大した影響はありません。その他、メールを投げたり掲示板に書き込んだりする程度の活動と細々とやっています。

3  個人としての影響

  個人的に月に10回以上は通っているスポーツクラブを1か月休会しました。最初はスタジオが2週間停止(現時点で1週間延長している)となるので休会することにしたのですが、そもそもそうなったのはコロナウイルスが原因でのことです。この時は感染リスクをあまり考慮していませんでした。

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4  家庭としての影響

 コロナウイルスというよりも花粉症が酷く、マスクが買えないので、会社から貰ってきたり、実家から宅急便で送ってもらい現在もしのいでいます。お返しにトイレットペーパーとティッシュペーパーを送りました。
 先週末は実家の付近でトイレットペーパが普通に売っているようなので大量に送ってもらうことにしました。我が家の近辺は現時点でマスクとトイレットペーパーは全然買えません(スーパーなどは毎日開店前に同じ人が並んで買っているようです。転売というよりは近所の方に頼まれているみたい)。
 あと、これを機に温泉旅行を予約したのですが、旅館からキャンセルしませんか情報(旅館のイベントが中止など)を頂き、空気を読んでキャンセルしました。

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5  仕事としての影響

    採用の業務もしているので、地方や社内での就活イベントは全て中止になってしまいました。なので、前のりで遊ぶこともできず・・・。それに加え出張なども禁止なので、その他の打ち合わせもWeb会議が増え会社に籠っています。
 それ以外にも会社としては、時差出勤、在宅勤務や休暇推奨、体温計購入補助など色々な制度がすぐに発表され素晴らしいなと思いましたが、活用している方が少ないです。
    私も1時間の時差出勤に1度チャレンジしましたが、帰りはたいして変わらないので効果なしでした。在宅勤務は2回やりましたが業務効率は高くて良いのですが、上司の上司がやって欲しくないらしく忖度して周りは使っていません(FaceToFaceが好き)。他の事業所では1/3くらい使っているという噂です。

6  コロナウイルスで見えた働き方改革

 コロナウイルスにより在宅勤務する方が増えてはいるのですが、周りでは10%もいないので配慮がなされていません(自ら依頼しないとWeb会議が設定されない)。また、時差出勤を推奨しているのに定時の8:30から平気で会議を設定するので時差出勤が使いにくいです。なので、ある程度強制的な推進をしないと安心してできないなと感じています(私はあまり気にしませんが)。
 あと、在宅勤務している方を見ると業務効率などに意識が高い方が多いと感じました。よって集中するために在宅勤務をしたりしています。逆に、残業時間を多くすることで仕事をたくさんするだけの方もいます。業務自体を効率化するようなことがやられていません。残業時間が多い人が評価されやすいと風土も透けて見えています。
 今後もいろいろな改革や制度改定があると思いますが、従業員自ら意識を変えていくことが一番重要だと思いました。

 ここまでお読み頂いてありがとうございました。

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