見出し画像

#6📙 「自分だけの人生」というマラソン

みなさん、こんばんは。
年間100冊本を読む人、なおきです。
本日もこれまで読んだ本についての思い、感想を書いていきます!

#6は、ドリー・クラークさんの著書『The Long Game』です。
「毎日が忙しい。」
「時間に追われている。」
そんな悩みを持つ、全ビジネスパーソン向けの書籍です!

長期の思考の大切さ

本書は、目先のことに忙しくするだけではダメで、長期的な思考を持って、人生の目標を立てることが必要であることを記し、自分にとって意味のあることを見つけ、それを実現するためにはどうすればいいのか、人生の長期戦略の立て方が紹介されています。

それを3つの「余白」「集中」「信念」の切り口から説明をしています。
簡単にまとめると、こんな感じです。

余白・・・重要でないことは徹底的に排除し、スケジュールに空白を作る
集中・・・自分の「興味」に最適化し、戦略的に「1点集中」で挑戦する
信念・・・必要な努力を理解し、その努力を続けることで自分の力で「いい  
     こと」を起こす

ここでは、特に個人的に印象に残った「集中」のパートから、いくつか内容について触れていきます。

・他人の目を気にしない

自分を進むべき道がわかっているような気はするけど、それが正しい道だという自信がない。
これは多くの人が思うことではないでしょうか?
※過去、私も「今自分がやっていることって、正解なの?」と若干疑心暗鬼になった時期もありました。

クラーク氏は、ここで「地中海の小型船の船長」を経験したT・Jを例にあげて、次の通りに提言しています。

世間の常識に縛られず、他人の目を気にせず
自分の興味を追求した結果、独自の存在になることに成功したのだ。

第3章 正しい目標を設定する より

なるほど。つまり、
「自分はどんな人間になりたいのか?」を自らに問い、世間や他人に目もくれず、素直な「やってみたい!」という感情に全振りして挑戦することが大切ということですね!
※文章で見るとものすごく普通で簡単そう。でもやっている人は少ない。

・大切なのは粘り強さ

また、自分が決めた挑戦に対して、すぐに「成果」を求めてしまうのが人の性かもしれません。
*昔から言われているように「人間は1日でできることを過大評価し、1年でできることを過小評価」する傾向にもあります。

ただ、この期間を「10年単位」で考え、かつそれが取るに足らない1歩でも、10年後にはライバルとの間にも巨大な距離ができているはずです。

そして、ここで大切なことは「粘り強さ」であることを提言しています。

確実に言えるのは、この挑戦で私は成長するということだ。
長期の計画を立てなかった私よりも、はるか遠くまで行くことができる。

〜中略〜

物事はつねに変化する。成功の秘訣は、「予想もしていない新しいチャンスをつかむこと」だったりもする。20%ルールを「10年単位」で活用できれば、最終的に目標を変えることになっても、それまでの努力が複利効果でかなり大きくなっている。その複利効果で得たものが、未来の選択肢をさらに増やしてくれるだろう。

第4章 新しいことに挑戦する より

余談:クチコミ評価でアピール

ちなみに、前回に少し触れたとおり、人は購買行動に対して「クチコミ」をかなり重要視する傾向があります。
そして本書。めちゃくちゃ読者の声=クチコミを見せているんです!!

※ディスカヴァー・トゥエンティワンに届いたお客様の感想より抜粋

この感想から、「あ、読んでみたい!」「どんな本なんだろう?気になる!」と思った方、たくさんいると思います!
※私もその1人であることは、言わずもがな。

人生はマラソン、とよく言ったもの

上の言葉をよく耳にしてきた方も多いはずです。
「そうは言っても、短距離で結果を残さないといけない!」
「長距離ばっかり考えても、大切なのは今だから!」
私は今までこう考えてきましたが、本書を読んで考え方が変わりました。

なるほど。
マラソン=長い社会人生を生き抜くために、手を抜いて走る
ことではなく、
自己実現という目標に対し、すぐに達成できずとも、10年といった長い時間軸で実現をさせる「自分だけの人生」
であると再定義しました。
そう考えると、ビジネスパーソンとしてのマラソン、めちゃくちゃワクワクしませんか?😏
これからまだまだ私たちの人生は続きます。
ぜひ本書を手に取り、一緒に「自分だけの人生」を歩む人生のマラソン、走ろうじゃありませんか?🤗

次回予告

#6も読んでいただき、ありがとうございます。

次回投稿『#7』でまたお会いしましょう。
それでは皆さん、良い週末をお送りください。
#そんな今日もnoteでおやすみ

Twitterも毎日更新をしてますので、よろしければフォローをお願いします🙇‍♂


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?