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土曜版 ブランディングの現場から 2022/1/29

ブランド資産を使うのみの施策

今週の「ブランディングの現場から」は私がいくつかのブランドで経験したことを書いていきたいと思います。
それはマーケティング施策がブランドの資産を使うのみになってしまっていて、将来のブランド資産を作ったりや新しくブランドに触れる人を作り出すこととのバランスが極端に悪くなってしまっているという状態です。
ブランド資産を使ったマーケティング施策は往々にしてプロモーション施策、つまり、売上に直結するような施策が多いのですが、私は決してプロモーションを積極的に打ち出していくことが悪いことであるとは言っていません。悪いのは

将来的なブランド資産をさらに積み増すようなブランディングを極端に少なくしてしまう

ことです。
ブランド資産は使えは使うほど少なくなっていくものです。この考え方を持ちながら、新たなブランディング施策を同時に行うことを忘れてはなりません。
この事例は売上のプレッシャーが強いブランドに多いように思えますが、みなさんのブランドはどうでしょうか?適切なバランスでのプロモーションとブランディングを展開しているでしょうか?今一度考え直してもいいかもしれません。

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