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ブランドを広げるということ

ブランド認知はお金がかかるか?

今回の記事はブランドの認知を取るときの一つの方法としてコミュニテイを作っていくやり方について書いていきたいと思います。ブランド認知をスピーディーに広げていくには、古くからTVCMなどを含めたマスに働きかけていくことが効率的ですし、インスタグラムやツイッターで影響度の高い方と一緒に発信していくことも今の時代とはしてあり得ます。しかし、そのどれもが高コストであることは否めません。広告費にあまりお金をかけられない企業の場合はブランド認知をとっていくことはそもそも無理なことなのか、というとそうではありません。この#みんなのブランディングでも何度かお伝えしているのですが、現代のブランドの本質は、

ステークホルダーが共感し、共に作っていくもの

なので、TVCMなどによって「知っている」という状態を作り出すことが唯一の方法ではなくなってきているのです。その本質は「共感」です。あなたのブランドの良さを知ってもらい、共感を持ってもらうことを通じてブランドをまたその人の先の方に進めてもらう、そんな方法です。いわゆる口コミなのかもしれませんが、商品の良さを伝えてもらうだけではなく、そのブランドの価値観までも広めてもらうことが鍵です。

どのセグメントで認知を上げるか、から始めましょう

そうとは言っても世の中に広くリーチしていくのはリソースとしても足りないことが多いので、まずはどのセグメントであなたのブランドの世界観を感じてもらった人が一人でも多くなるように動きましょう。セグメントを絞ることによって、共感を得るポイントも明確になっていきますし、共感を引き起こす環境が似通っているので、多くの方に共感していただける確率が上がってきます。例えば、スポーツ領域、アート領域、といったイメージです。もっと絞り込んで、サッカー領域、野球領域と絞り込んでいくのもいいです。絞り込めば絞り込むほどブランドの輪郭ははっきりしてくるので共感していただける確率は上がります。

どれくらいの人にブランドを紹介していますか?

では、あなたはどれくらいの人に自分のブランドを薦めていますか?また、その友人はどれくらいの人にあなたのブランドの話をしてくれるでしょうか?ブランド認知を取っていくというのはこの広がりを積み上げて行って計算をしていくことなのです。まずはあなたの周りから、そして会社のスタッフの周りにも広げていきましょう。それだとスピードが足りない、ということであれば、同じような空気感を持つブランドとコラボしてその相手方の人たちも巻き込んでいくことでスピードが上がっていきます。間違えてはならないのが、ブランドストーリーをきちんとワンパッケージでお話しして分かりやすくすること。そうしないとあなたから先に広がりません。分かりやすいストーリーで共感を得てもらうことを丁寧に作っていきましょう。

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