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手書きのすすめ


中小企業診断士の小林直紀です。『日本を支えている中小企業を全力でサポートしたい』という思いで、全国の中小企業の経営支援を行っております。私の経営コンサルティング活動で感じたことや経験したことをベースに、物事の見方や考え方の「気づき」や「ヒント」となる情報を発信していきたいと思います。

さて、本日は「書くことのメリット」についてお話ししたいと思います。

皆様は、手書きで何かを書くという作業をしていますか?最近は、PCやスマートフォンが手放せない時代なので、デジタルで書く(打つ)ことは多いと思いますが、手書きとなるとあまり機会がないですよね。

私は仕事柄、頭の中のアイデアを整理して、アウトプットを紙に落とす作業を行っております。その際に使用しているのが、マス目が方眼罫となっているノートとフリクションのボールペンです。このノートとフリクションのボールペンによる手書きは、15年以上続けている私のコンサルティングスタイルです。書くこと(特に手書き)には、2つのメリットがあると思います。

1つ目のメリットは、「自分の考えが整理できること」!

頭の中で浮かんでは消える様々なアイデアやひらめきを、文字として書き留めることで、忘れることなく整理することができます。特に、自分の考えがうまくまとまっていない時などは、とにかく思いついたことをブレスト的に書き出してみるのも効果的です。そこから新しい発想やヒントが生まれ、考えがまとまることが多いからです。

ちなみに私は、クライアントに提出する企画書や報告書を書く際にこの方法を活用しています。最初にアイデアや考えを思いつくままに書き出し、作成する資料の全体ラフ図を描き、そこから細部をまとめていくという方法です。手書きだと、グラフ図や絵、ちょっとしたメモなどが頭に浮かんだイメージ通りに自由に書けるので重宝しております。結構使えますよ!!

2つ目のメリットは「自分の頭で考えるようになること」!

ものを書くときには誰でも、書き出すキーワードや文章を考えると思います。いろいろと情報収集をしてインプットした知識を、今度は自分の頭でまとめ文字としてアウトプットするプロセスです。
最近は、インターネットを使って何でも手軽に調べられる時代となり、物事を考えなくなったと言われています。しかし、自分の頭を悩ませて考えることは非常に大事だと思います。ソニーコンピュータサイエンス研究所の脳科学者、茂木健一郎さんも「アハ!体験は脳を活性化させる」とおっしゃってますので、脳を使うことは必要ですね。

アハ!体験については、ソニーコンピュータサイエンス研究所験のHPをチェックしてみてください。いろいろなアハ!体験ができるので楽しく脳トレができますよ。

引き続き皆様の「気づき」や「ヒント」になる情報を発信していきたいと思います。よろしくお願いします。

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