
2月第4週為替AUD/USD概況
この記事は有料設定されておりますが、投げ銭システムを採用しており記事内容は全て無料でお読み頂けます事をご理解の上お読み頂けたら幸いです。尚、投資判断は自己責任にてお願い致します。
為替強弱チャート週報

現在、年初より36本の推移を見ると、陽線(買いシグナル)は陰線引け20本に対し16本と弱く、陰線引け=ドル買い傾向の強さを見せています
ファンダメンタルズ的に米国債金利上昇圧力通りの推移である事が覗えます
グラフも弱気相場示唆継続中
上昇トレンドからの推移(波動理論)


1つ1つの波を分解して計算値を出していきます
波動理論、計算値を軽く紹介しておりますので宜しければこちらもお読みください⇒フィボナッチや計算値を用いて波動理論を読み解く



突き抜けたのは力強い上昇だったと推測
1波~5波動までの上昇トレンド波動であった事が確認出来ます
ではここから何を基準に見ていくべきなのか
傾向として3波の頭を割って推移している場合、4波下値を目途とし、判断基準を仮定するしかありません
所謂、三尊形成となる可能性もあるという事
N・E・V・VT計算値は覚えておくと良いでしょう
よくあるパターンの順位は上記の通りN<E<V<VTになります
下落トレンドABC調整波動推移中か

高値0.715を起点とし、直近安値をフィボで引くと50%~61.8%戻しが見受けられるので0.715から現在の値まで細かく追っていきます

但し現在止まっている理由は薄商いの時間に突入していたからという理由もあるのでN値で強く反転上昇するとは限りません
何故なら強い上昇相場の後には必ず揺り戻しが起こり調整相場を挟む事が多く、仮に現在の日足レベルで解析した場合はABCの調整波と仮定した場合E値まで下落する可能性は非常に高いと思われます

まとめ
上昇トレンドライン割れの状態なので多くの決済を巻き込み下落したと推測
今後注意すべきは揉み合いが長いのか、そのまま一直線に下降を続けるのかが問題であり、仮に揉み合い相場が長引くとすればふり幅の大きな揉み合い相場となる可能性も否定出来ず、0.684(トレンドライン上限値)くらいまでの上昇も視野にいれなければならない
根拠として下のチャートの出来高が異常な日が1日有る所

昨年10月中旬より始まった上昇相場による豪ドルの買いポジションを一気に決済した証であり、これは大口によるものと判断できる根拠として示されている
ポジションが軽くなれば出来高の伴わない値動きとなるのが相場の世界では通例で「閑散に売り無し」という相場格言もあるように、来週は一瞬上に跳ね上がるも上昇は続かず、その後微動だにしない相場になるのではと感じる来週は様子見するのが吉ではないだろうか
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?