フェードヒッター
スイングを決めた
ドロー or フェード
ゴルフを始めた頃は先ず、ドローボールから打てるようなろうと日々練習をしていないでしょうか。
もちろん私もその中の一人です。
友達・仲間がその様に打っていましたし、記事や動画のスイング基礎として「ドローが打てるようになる方法」と謳っているものが多いのも事実。
理屈はわかる
スイング方法とその理論理屈はわかるが、実際に身体を動かすとなると話しは別。その通りになかなか動かないし、練習のし過ぎで何が正解かも分からなくなってくる。
短いクラブならなんとかできるが、ドライバーなんてもってのほか。
数ヶ月、数年トライしてみて理屈はわかった。
けど自分には合わない。
三年の月日
スイング方法はひとつではない。
ドローではなくフェード(スライス)なら意図的に打てるし、意識してその曲がり度合いも操作出来る。
それが強みだと決断し自分を納得させるには3年かかった。
きっかけ
何度も練習をし試行錯誤しながら上達はして来たものの、自分の力だけでは限界もある。ティーチングプロに教えをいただいてスイング改造も試みたが、長く続かず成果も出なかった。
この月日があってこそのきっかけだが、フェードヒッターのPGA選手を見て感化された。「これだ!!」と衝撃を受けたのは、ZOZOチャンピオンシップで優勝したコリン・モリカワ選手のパフォーマンス。
これまで学んだ理論理屈とは当てはまらないような特徴的なスイング。
それでもボールは正確に飛び、安定感や再現性のあるスイング。
なぜかこれなら自分でも出来るかも、と思えた。
見様見真似
早速やってみる。
当然似て非なるものというのは言うまでもないが、自分で思い描いた様にボールが飛んでくれる。
ドローの練習では感じなかったもっと解像度の高いクラブの軌道とボール運びが思い描け、フェードスイングの基礎や細かな技術がすんなりと受け入れられた。
スコアアップ
急に100切り。
とはいかないもののスコアがまとまってきたのも事実。
OBが減る・フェアウェイ率が高くなる・パッティングしやすいところにアプローチ…
小さなことだが精度が高まってきて100切りまであと一歩。
理論理屈はもちろん学ぶべきだし、実践もしたほうが良い。
その上で自分なりの癖や身体の特徴などを活かしてスイングを決めていければ、これほど楽しいことはない。